海外旅行に船旅を組み込むコツ
上等船室を楽しもう
クルーズ客船ではないので超豪華な船室は期待できませんが、それでも大きなベッドとプライベートな空間を専有できるのは船旅ならではの魅力です。グループ旅行なら自室で簡単なパーティーも楽しめます。(食べ物の持ち込みは衛生的な意味でも、営業的な意味でも嫌われますのでほどほどに。)
パッケージツアーを利用する
フェリー会社や旅行代理店からパッケージツアーが発売されています。多くは九州や関西など発着港から出発するツアーですが、通常の往復運賃より安く利用できてお得です。ツアーにはいろんなタイプがあります。2人から催行のツアー、フェリーとホテルだけを組み合わせたツアー、フェリー片道利用のツアーなど。1都市滞在型の旅行におすすめです。
長期旅行に組み込む
短期間の旅行ならフェリーより格安航空券を利用した方が断然安くて便利です。しかし割引航空券は帰国日までの期間が長いほど値段も高くなりますので、10日間位の旅行ならフェリーで渡航しても同じくらいに。日程に余裕があればどうぞ。
片道はフェリーで、片道は飛行機で
「そうは言っても往復とも船で移動する時間が無いし。」という方は片道だけフェリーを利用するプランはいかがでしょう?LCC(ローコストキャリア、いわゆる格安航空会社)は片道ごとの発券が基本。一般の航空会社が適用する発券ルールと比べて、安く簡単に片道航空券を入手することができます。
日本から韓国へ乗り入れているLCCのなかで、片道航空券が安く買えるのはピーチ・アビエーションとティーウェイ航空、チェジュ航空、イースター航空。中国へは春秋航空。(2015年10月現在) 飛行機で時間を節約したぶんだけ、船旅と港町散策が楽しめます。
バックパッカー旅行のスタートに。
海外行きフェリーの片道運賃は、割高になりがちな大手航空会社の片道航空券より安く買えるのも魅力です。上海やソウルに渡ってから1年オープン航空券を購入したり、中国~ベトナム~カンボジア~タイを陸路で旅するルートのスタートにも使えます。また、学生さんの休み期間中なら誰か一人くらい旅の達人が乗っていますので、旅行談義を楽しみながら格安旅行術を勉強することもできます。上陸初日の宿泊は到着港に近いホテルに決めて、出発前に日本から予約しておきましょう。初めての個人旅行でも安心です。