台中港

台中港は台中市の中心街、台中駅周辺から北西に約20km離れた台中市梧棲区にあります。

最寄り駅の沙鹿駅(西部幹線・海線)から台中港フェリーターミナル(臺中港旅客服務中心:臺中市梧棲區中二路一段9號)までタクシーで約10分。複数の路線バスが経由する梧棲地区から歩いて約10分。台中駅付近とを結ぶ路線バス308路は所要約1時間20分。台北バスターミナルからフェリーターミナルに直通する高速バスを利用すると約2時間40分でアクセスできます。

路線バスは台湾大道という幹線道路を走行しますが、バス停の停車時間や信号待ちなど移動距離の割りに時間が掛かるので注意が必要です。

台中港フェリーターミナル

台中港フェリーターミナルの設備について

両替施設 下記参照
ATM・CD機
飲食店 ×
売店
免税店 ×
荷物一時預かり ×
無料Wi-Fi
施設利用料等 282元 旅客服務費242元+碼頭建設費40元

(2014年10月現在)

  • 台湾銀行の両替窓口ある。「中遠之星」出発時には営業していなかった。
  • 飲料とカップ麺の自販機(給湯機付き)あり
台中港フェリーターミナル(臺中港旅客服務中心)と「中遠之星」
台中港フェリーターミナル(臺中港旅客服務中心)と「中遠之星」
台中港フェリーターミナルの出発ロビー
台中港フェリーターミナルの出発ロビー

情報&写真提供: RitaRiyanto さん (2014.10月に利用)

周辺地図

地図アイコンについて
台中港フェリーターミナル(臺中港旅客服務中心)台中港フェリーターミナル(臺中港旅客服務中心) バス停「梧棲」バス停「梧棲」 バス停からフェリーターミナルまで徒歩約1.2km青色の線:バス停からフェリーターミナルまで徒歩約1.2km バス停「梧棲農會」バス停「梧棲農會」沙鹿站(沙鹿火車站)沙鹿站(沙鹿火車站) 巨業交通の沙鹿のりば(沙鹿站)巨業交通の沙鹿のりば(沙鹿站) バス停「秋紅谷(朝陽橋)」バス停「秋紅谷(朝陽橋)」 台湾銀行(外貨両替取扱い)台湾銀行(外貨両替取扱い)

旅の準備に

外貨両替

國都大飯店から東へ約100m、大智路の台湾銀行台中港分行で外貨両替を取り扱う。(地図参照。2010年12月)

食料品、旅行用品の購入

フェリーターミナルから南東へ約1km、梧棲地区の民政街にスーパー「全聯福利中心文化店」(梧棲区農会産業文化総合大楼の1階)とコンビニが数店あります。

宿泊

梧棲

大智路の台中港酒店(Taichung Harbor Hotel)は、館内に日本食レストランを備える梧棲区随一のホテル。スーペリアシングルルームが割引価格3,640元から。フェリーターミナルから道なりに約1.5km。

台中港酒店の並びにある國都大飯店(Capital Hotel)はホテル予約サイトで閑散期1,500元程度から。巨業交通306路のバス停「國都飯店」の正面。

フェリーターミナルから道なりに約2.3kmの進方大飯店(港埠路2段431巷22號、電話:04-26578822)は経済的なビジネスホテル。ホテルのスタッフは親切だが室内や設備は古く、経年化が目立つ。室料は900元程度から。Wi-Fi利用可。大智路と高架道路沿いの西濱公路の交差点を北に約200m、ガソリンスタンド手前の道を西へ約40m。最寄りのバス停「竹圍(港埠路)」に巨業バス306路が停車。(2010年12月)

沙鹿

沙鹿はフェリーターミナルから約5km内陸にある、鉄道駅を持つ中規模の街。富都大旅社(沙鹿區中山路294號2樓、電話:04-26621106)は沙鹿駅前の賑やかな通りに面した経済的な宿泊施設。室料は800元程度から。

巨業交通・沙鹿バスのりば(巨業交通沙鹿站)近くの統一大飯店(沙鹿區日新街92號、電話:04-2662212)は室料780元からの経済的ホテル。Facebookアカウントあり。

台中フェリーターミナルへの交通

フェリーターミナルの敷地内にあるバス停「台中港旅客服務中心」に発着するバス路線は2本。1つは台北駅近くの高速バスターミナルとを結ぶ和欣客運の高速バス。もう1つは新市街の新光三越付近を経由して台中駅方面を結ぶ統聯客運(U-BUS)の308路。308路は夕方まで30~60分毎に運転。

フェリーターミナルから約1km南東の梧棲地区にも台中駅付近から巨業交通の306路(概ね40分毎)、台中客運の57路(始発から終バス18:20まで40分毎)など複数のバス路線が乗り入れています。

台中駅から静宣大学まで台中BRT(バス・ラピッド・トランジット)が運転されていましたが、2016年7月に運用停止になりました。BRTを受け継いだバス路線「藍13路」も現在は廃止になっています。

  • 台中市内の路線バスリアルタイム運行案内: こちらこちら(スマホ対応)

台中港~台中市内のアクセスバス路線について

2017年5月時点で「臺中港旅客服務中心」に発着するバスは、統聯客運の【308路】になっています。(藍13路は廃止)

台中港南側の関連工業区から臺中港旅客服務中心を経由して、台湾大道を台中火車站(鉄道駅)方面へ運行します。終点は火車站の北部、中友百貨の先「新民高中」です。7:40~20:10に1日18往復。おおむね60分毎ですが、30~40分毎の時間帯もあります。308路時刻表の関連工業区発に10~14分足してください。(誤って関連工業区行きに乗車しないようご注意ください)

途中、統聯客運中港ターミナル最寄りの「福安」や、朝馬の「秋紅谷」でも乗降できます。港へ向かう場合、台中火車站発 5:45~18:00と20:40です。ご参考になりますれば幸いです。

情報提供: ASIA BUS CENTER さんのコメントより (2017/05/24)

沙鹿駅

西部幹線・海線の沙鹿駅(沙鹿車站/Shalu Station)からフェリーターミナルまで道なりに約5.3km。駅前にタクシーが常駐。

バスを利用する場合は、巨業交通の沙鹿バスのりば(巨業交通沙鹿站)から306路・清水行きに乗車、梧棲集落に入って最初のバス停「安仁里(アンレンリ/ānrénlǐ)」または次のバス停「梧棲(ウーチー/wúqī)」下車。西へ約700m歩くとフェリーターミナルの駐車場が見えてくる。運賃20元、所要約15分。バスは約40分間隔で運転。巨業交通の沙鹿バスのりばは、鉄道駅から道なりに約450m離れた場所。周辺地図を参照してください。

沙鹿駅から直近のバス停「沙鹿火車站」(駅から約170m)からも豐原客運の238路・台中港郵局行きを利用できるが、本数は1日に8本。

統聯客運の中港バスターミナル(統聯客運中港轉運站)

高速バスの乗り継ぎを目的とした、ハブ空港的な機能を持つ統聯客運専用のバスターミナル。ここを出発地として乗車、目的地として下車もできる。台中市内を走る統聯客運の路線バスも乗り入れるが、台中港を発着する統聯客運308路は経由しない。

バスターミナルが面している台湾大道(旧称:中港路)には他社路線のバス停があって、乗りかえができる。308路のバス停「福安」、巨業交通306路と台中客運57路のバス停「統聯轉運站」など。

朝富路にある統聯客運・朝馬バスターミナル(統聯客運朝馬站)とは別の施設です。朝馬バスターミナルは秋紅谷広場の西側に位置するターミナルで、近くの大通り(台湾大道)を308路が走ります。

西屯区の新光三越、台中市政府周辺(中港/朝馬バスターミナル)

台中駅と台中港を東西に結ぶ台湾大道。中山高速道路と交差するインターチェンジ東側の一帯は、ここ数年に開発された新市街地区になっています。台湾大道沿いには各長距離バス会社の中港/朝馬バスターミナルが集結していて、台湾各地を結ぶ高速バスとの乗りかえポイントになります。台湾大道の沿線約1.5kmの区間にバスターミナル、秋紅谷広場、新光三越などの商業施設、台中市政府庁舎が続いています。

台中駅

統聯客運の路線バス308路が台中駅付近とフェリーターミナルを結んでいます。詳細は上記のASIA BUS CENTER さんのコメントの通りですが、上りと下りで台中駅付近のバス停が代わります。フェリーターミナル方面へは、台中駅前広場から台湾大道を150mほど進んだバス停「臺中火車站(臺灣大道)[地図]」から乗車。このバス停は台中港方面のみの発着で、台中駅で降りる場合はバス停「第一廣場[地図]」で下車してバスの進行方向に約250m歩く。もし乗り過ごしたときは、次の「干城[地図]」で下車してバスの進行方向の反対方向へ約400m移動すると台中駅前に出る。(2017/05/26更新)

以下のルートは乗りかえが必要ですが参考までに。

台中駅の駅前広場から北へ約150m、建国路の巨業交通台中バスのりば(巨業臺中站)から306路・清水行きに乗車。梧棲地区のバス停「安仁里」または「梧棲」で下車、西へ約700m。運賃62元、所要1時間40分程度。バスは約30分間隔で運転。

台中駅の駅前広場のバス停「臺中火車站」から台中客運57路「梧棲観光漁港」行きに乗って「梧棲農會」下車、北西へ約800m歩く。台中駅方面へは「新民高中」行きに乗車して「臺中火車站」下車。日中は40分間隔で運転。

時間が合えば鉄道を利用するルートも。台中線(山線)と海岸線(海線)を直通運転する電車に乗って沙鹿駅で下車。沙鹿駅までの所要時間は33~44分、運賃は40元。直通列車は1日11本、1時間~2時間20分間隔で運転。沙鹿駅からはバスまたはタクシー利用。沙鹿駅からフェリーターミナルまで道なりに約5.5km。

高鉄台中駅

台湾高速鉄道・台中駅に隣接する在来線の新烏日駅(新烏日車站/Xinwuri Station)から海岸線への直通列車に乗って沙鹿駅で下車。所要時間は22~33分、運賃は28元。直通列車は1日11本、1時間~2時間20分間隔で運転。沙鹿駅からはバスまたはタクシー利用。

または高鉄台中駅の駅前バス停「高鐵台中站」から台中客運93路「銅安厝」行きに乗車して「第一銀行(沙鹿分行)」下車。所要約1時間30分、日中は15~30分間隔で運転。バス停「第一銀行(沙鹿分行)」で巨業306番バスに乗りかえる。

または高鉄台中駅の駅前バス停「高鐵台中站」から統聯客運151路「市警局」行きに乗車して「秋紅谷(朝陽橋)」または「新光三越」で下車。所要約40分、日中は約30分間隔で運転。統聯客運の308路バスに乗りかえる。

台北

台北駅の北側、道路向かい側に隣接する高速バスターミナル(臺北轉運站)から和欣客運の台中港直通バスが9:00から19:00まで2時間毎に出発。所要時間は約2時間40分。料金は240元。台北行きは、バス停「台中港旅客服務中心」から9:00~19:00に2時間毎に出発。

和欣客運の台中港直通バス

台北站から台中港への移動は、和欣客運のバスを使いました。バスは2+1席仕様のハイデッカー車、トイレ付き。当日のバスの乗客は10人。台中市に入ると高速を降り、12号線に沿って西進し港を目指します。その間、いくつかの停留所でパラパラと降車する客があり、港まで行ったのは私を含めて4人でした。

和欣客運のバスは、台北站発13:00、台中港着15:39でした。ターミナルに到着した時は、天井灯もエアコンもオフで、しばらく暗い中で過ごしました。台北のCosco Starのスタッフからは、19時前に港に着いているようとの指示でしたので、台北をもう1便後の15時発のバスで出発しても十分だと思います。

この日困った事は、腹が減った事です。ターミナル内に飯屋は無く、食べるものは自動販売機のカップ麺くらいなものです。港の近くの街まで食べに行こうかと思ったのですが、ターミナルを出ると砂塵交じりの海風が強く断念しました。台北からバスでアクセスすると、バス乗車時の時間を含め、かなり長い間食事ができません。多くの人は、弁当等の重い食料持参で来ていました。

情報提供: RitaRiyanto さん (2014.10月利用)

バス会社によっては、深夜、早朝の時間帯の便を利用することもできます。例えば台北バスターミナル(臺北轉運站)から終夜1時間毎に出発する統聯客運の1619に乗車、約3時間後に台中市西屯区のバス停「朝馬(台中商旅)」に到着。始発時間帯の路線バスに乗りかえると、午前中の早い時間帯に台中港に到着することも可能です。

鉄道を使う方法もあります。フェリーターミナル最寄りの沙鹿駅は莒光号(急行列車に相当)、自強号(特急)、太魯閣号(振り子式特急電車)の停車駅。台北駅から所要約2~3時間。料金は290~376元。

高雄

高雄駅周辺の長距離バスのりばから統聯客運の中港バスターミナル(統聯客運台中轉運站)または各バス会社の中港/朝馬バスターミナルへ。

または台湾高速鉄道の左営駅から高鉄台中駅下車、在来線かバスを乗り継ぐ。全線を在来線で移動する場合は高雄駅-沙鹿駅を莒光号または自強号利用、所要約2時間半~3時間45分。料金は369~478元。

(308路以外の情報は2014年11月現在)

(更新: 308路バスに関する記事を加筆しました 2017/05/26)

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