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旅のテクニック集

ビザ(査証)

日本人が観光目的で入国する場合について

韓国

90日以内の滞在は免除。

中国

15日以内の滞在は免除。ただし指定された海港、空港、陸路国境から入国する場合のみ。

ノービザ対象港は次第に増えてきました。以前はビザが必要だった台州・大麦嶼港も2014年12月に入国した際はノービザ扱いだったということです。現在までに管理人がノービザ入国を経験した、またはノービザ入国の報告をいただいた海港は、天津、青島、上海、台州の大麦嶼、福州の馬尾と平潭、廈門の五通と東渡。

海港に限って言えば、外国人乗客が入国できる海港は現在では全てがノービザ対象港という印象があります。実際に渡航するときには、乗船手続きの際にフェリー会社の係員がパスポートとビザの有無をチェックします。ビザが必要なのに持っていない場合は乗船を拒否されます。最終的に入国の可否を決めるのは到着地の入国管理官ですが、ビザの不備が明らかな場合は乗船すらさせてもらえません。なのであまり日本人が利用しなさそうな航路を利用するときは、予約するときに日本人はノービザ入国ができるかどうか質問するといいでしょう。(指定入国ポイントは一覧できる形では公表されていないようです。もしご存じならお教えください。上記の海港以外でもノービザ入国を経験されましたらお知らせ頂ければありがたいです。)

ノービザで入国した場合、現地での滞在期間の延長手続きが面倒になるケースがあります。16日以上の滞在を計画している場合は、出発前にビザを取得しておいたほうが安心です。裏ワザ的な方法としては、韓国や台湾行きのフェリーで往復、または香港やマカオに出境して再度入国すると滞在日数をゼロにリセットできます。日本人がノービザ入国できる近隣国は他にもモンゴル、ラオス、カザフスタンなどがあります。ですがベトナムのようにビザ無し条件に出国用チケットが必要な場合もありますので、陸路での出国には注意してください。

中国領事館が発給するシングルビザは発給後3ヶ月間有効(発給日を含めて3ヶ月以内に入国すればOK)、滞在可能期間は発給日に関係なく入国後30日。マルチビザも取得可能。いずれも旅行代理店を通して申請します。

ロシア

ロシア入国には短期間の観光目的であってもビザが必要です。

ただしサハリン州のコルサコフ港から入国する場合は、一定の条件を満たすとビザは免除されます。(→サハリン・コルサコフ港のビザ免除について

ウラジオストクからの入国についても、特定の旅行代理店に申し込むと滞在72時間以内、同行2人以上の条件でノービザ訪問ができます。(→ウラジオストク72時間限定ビザ免除について

これとは別に、ウラジオストクからの入国についてはビザ取得手続きが簡素化される見込みです。ここ数年間は実施予告と延期が何度も繰り返されている状況でしたが、ようやく施行されるようです。このニュースは昨日(2017/04/17)発表されたばかりです。旅行を検討されるときは旅行代理店などで最新の情報を確認してください。(→ウラジオストクのビザ簡素化について

旅行前にビザを取得するには、大きく分けて3つの方法があります。

ビザ取得 その1.旅行代理店に依頼

基本的にはビザを申請する段階で、出入国に利用するフェリーやロシア国内の交通機関の予約と支払い、ホテルの予約と支払いを済ませておく必要があります。つまり出発前に滞在地と移動日を決めておく旅行になります。ビザ申請の際には旅行代理店が発行するバウチャーと、提携しているロシア側の旅行代理店が発行する書類(招待状など)が必要。本人がそれらの書類を持参して在日ロシア領事館に申請することもできますが、旅行代理店に代行してもらう方が便利です。個人の自由旅行のつもりでも手続き的には手配旅行扱いになるので、旅行代理店によっては代行手数料が少し割引になる場合もあります。問い合わせからビザ発給まで早くて1週間程度、最も安く入手するには1ヶ月程度の期間が必要。旧ソビエト時代から続く正式な発給制度です。ロシア国内を周遊する旅行に適しています。

ビザ取得 その2.旅程予約をしないでビザを取得する方法

いわゆる「ビザ申請代行業者」「ビザ斡旋業者」を通してビザを入手します。この場合はロシアまでの交通機関や国内の移動手段、ホテルなどの予約と支払いは必要ありません。自由旅行ができる方法です。ロシア領事館に出向く必要もありません。ビザ申請代行業者の例: ロシアビザセンターロシアビザ取得申請代行センターなど。注意すべきはロシア滞在中にパスポート盗難や入院などでビザの延長手続き、再取得が必要になった場合に非協力的な業者が多く、トラブルの元になる可能性があります(在ロシア日本国大使館:モスクワ滞在 安全マニュアルより)。

ビザ取得 その3.ネット予約の後で在日領事館に申請する

オンライン発行の招待状を利用する方法や、ホテル予約のついでにバウチャーをメールの添付ファイルで送ってもらう方法です。どちらも自分で書類を持参してロシア領事館でビザを申請します。1都市滞在型の旅行、またはロシア国内の移動と宿泊をネット予約で済ませるタイプの旅行に適しています。

サハリン・コルサコフ港のビザ免除について

ビザ免除の条件は、(1)定期航路やクルーズ客船に乗ってコルサコフ港から入国、(2)観光目的でサハリン滞在が72時間(3泊4日)以内、(3)2人以上の団体または旅行会社によるツアー参加者。1人での旅行を希望する人も北都観光(稚内-コルサコフ航路の乗船券販売代理店)など、サハリン旅行に強い旅行代理店に問い合わせるといいでしょう。1人旅行の人を集めたほぼフリー日程の形だけの「団体ツアー」を提案してもらえることもあります。

ウラジオストク72時間限定ビザ免除について

あまり知られていない方法で私も詳細を知らないのですが、特定の旅行代理店を通して旅行を申し込むことでビザ取得が免除される方法です。条件は、(1)旅行代理店で手配したフェリーでウラジオストク港から入出国、(2)滞在72時間以内、(3)2人以上の団体であること。ビザ取得の手間は省けますが大使館が設定しているビザ申請料金より少し高い手数料が必要です。

ウラジオストクのビザ簡素化について

ウラジオストクの港や空港などから入国する場合、事前にオンライン申請することで入国時にビザが取得できる制度を2017年8月1日から実施するとロシア極東発展省が4月17日に発表しました。対象は観光やビジネス目的で「自由港」から入国する日本人や中国人など18カ国の国民。入国後に旅行できるのは沿海地方など入域した地域に制限される。最大滞在日数は8日間。

ただその詳細については情報不足で、現在までのところ旅行代理店やロシア領事館の公式サイトでも新しい制度は案内されていません。新しいビザ制度が実施されるまでの間に入国する場合、または対象の入国地点以外から入国する場合は、今までどおりの方法で事前にビザを取得する必要があります。

ウラジオストクビザ簡易化の進捗状況については、まりん☆ぽらりすさんがブログ「みなときたから」で紹介されていますのでご参照ください。

台湾(中華民国)

90日以内の滞在は免除。(条件あり)

台北駐日経済文化代表処(駐日大使館に相当)公式サイトの免除規定では、台湾から出国するための予約済み航空券、乗船券の提示が必要。

ビザ免除適用港は国際定期フェリーが発着する台湾本土すべての海港と、離島では金門港水頭港区(金門小三通)と馬祖港福澳港区(馬尾小三通、両馬小三通)が指定されています。

以前に小三通を利用して廈門から金門港に入国した際は、出国チケットの提示は求められませんでした(2010年12月)。福州・平潭港から台北港へ入国した際も提示不要だったということです(2014年9月)が、2017年5月に平潭から台北に渡る海峡号の乗船手続きの際に出国チケットの提示を求められたということです(グラさんのコメントより)。(2017/06/06追記)

日台間に直行フェリー(有村産業)があった頃は出国用チケットの提示が必要でしたが、今や航空券もチケットレスの時代にどこまで規定通りに運用されているかは分かりません。しかし規定は残っていますので、それを尊重して、それなりの心構えと準備をしておいた方がよいと思います。具体的には出国用ノーマル運賃チケットを購入するお金の余裕と、それを入国後にキャンセルして返金してもらう時間の余裕を。

両替

「発着港ガイド」のページを参照してください。

到着港に両替設備のない航路、またはフェリーターミナルが市街地から離れているところでは、船内の売店などで中心街までの移動費用程度を両替をしてくれることもあります。

連休シーズン

大型連休期間中に交通機関が混雑するのは日本も外国もいっしょ。連休シーズンは渡航先の交通機関はもちろん、先方からの海外旅行客も多くなるので、旅程が重なってしまう場合は早めに予約を。

韓国

2017年
1月27日~30日 ソルラル(旧正月)
5月3日と5日~7日 釈迦誕生日と子どもの日と続く土日
10月3日~5日 秋夕(旧盆)

中国

2017年
1月27日~2月2日 春節(旧正月)
4月2日~4日 清明節
4月29日~5月1日 労働節
5月28日~30日 端午節
10月1日~8日 国慶節と中秋節

台湾

2016年12月31日~2017年1月2日 開国記念日
2017年1月27日~2月1日 春節(旧正月)
2月25日~2月28日 和平記念日
4月1日~4日 清明節
5月27日~30日 端午節
10月7日~10日 国慶日と中秋節

割引きっぷ

以前は日韓の鉄道乗車券と国際フェリー乗船券を組み合わせた周遊券や連絡きっぷが発売されていましたが、すべて廃止されました。現在は韓国内の鉄道周遊券(外国人旅行者向け「コリアレールパス」、韓国在住外国人向け「ハッピーレールパス」)が発売されています。

コリアレールパス(Korea Rail Pass、KR PASS)

韓国鉄道公社(KORAIL)が販売する外国人向けの周遊乗車券です。KTXなど鉄道公社が運行する列車(地下鉄やソウル首都圏広域電鉄の電車を除く)が乗り放題。提携ホテルの割引特典などもあります。

韓国入国前に購入して、入国後に駅などで購入証とパスを引き替えます。取扱い旅行代理店で手配できるほか、鉄道公社のウェブサイトで登録と決済をすませる方法もあります。

  • 韓国鉄道公社 KR PASS(日本語)

コリアレール&ビートルパス

コリアレール&ビートルパスの発売は2015年7月31日に終了。

上記のコリアレールパスとJR九州高速船「ビートル号」の往復乗船券をセットにした商品。5日間用28,000円、7日間用31,000円。博多港国際ターミナルのカウンター、旅行代理店のJR九州旅行で購入できます。

日韓共同きっぷ

日韓共同きっぷの発売は2015年6月30日に終了。

JR新幹線と乗船券(関釜フェリーまたはビートル号)とソウルまでの韓国高速鉄道KTX乗車券がセットになった連絡きっぷ。出発地から下関駅(または博多駅)までは途中下車できませんが、韓国では途中下車が可能(回数制限あり)。関釜フェリーの利用は2等Bクラスに限定。JR系の旅行代理店と大手旅行代理店などで取り扱っています。

韓日共同乗車券

韓日共同乗車券の発売は終了しています。

韓国で販売されている上記きっぷの韓国出発版。ソウル出発のほか、大田、東大邱、釜山出発の設定もあります。KTXとフェリーの運賃が約30%、JRの運賃・料金が約9~30%程度割引になります。出発地から釜山駅まで途中下車は不可、JR側では途中下車が可能(回数制限あり)。片道券と往復券(OPEN2ヶ月間有効)の両方を販売しています。

海外安全情報

渡航先の安全情報をご参照ください。目を通しておくだけでも、無意識のうちに安全意識が高まってトラブルから遠のく、というものです。

2017年1月更新