下関港

下関港の定期国際フェリー航路は下関港国際ターミナルから発着します。歩道橋がJR下関駅の東口付近からフェリーターミナルまで接続されていて徒歩8分程度で移動できますが、屋根が無いので風雨が強いときは苦労するかもしれません。タクシー乗り場は歩道橋に上がるエスカレーターの近くにあります。

下関港国際ターミナル

駅前から続く歩道橋に隣接して、下関大丸とシーモール下関(ショッピングセンター)、韓国ウォンの両替を取り扱う山口銀行本店が並んでいます。旅行用品や食料品の購入など、旅行の準備に便利です。

下関港国際ターミナルの設備について

両替施設 × 山口銀行本店、郵便局の窓口で
ATM × 駅周辺にあり
飲食店 関釜フェリー出発時間のみ
売店 お菓子、お土産品など
免税店 関釜フェリー出発時間のみ
荷物一時預かり × 最寄りは下関大丸のコインロッカー
無料Wi-Fi ×
施設利用料 必要 大人610円、子ども300円(2014年4月1日から)

(2013年12月現在)

  • 喫茶・軽食コーナーは関釜フェリーが出発する時間帯のみ営業。下関大丸とシーモール下関に多数のレストラン、ファストフード店あります。
  • JR下関駅のコインロッカーは駅舎改装中のため利用できない(2013年12月の時点)。下関大丸のコインロッカーの営業時間は10:00~19:30。
  • 施設利用料は12歳以上が600円。6歳以上12歳未満は300円。現金払いのみ。

周辺地図

地図アイコンについて
下関港国際ターミナル下関港国際ターミナル 徒歩歩道橋 両替外貨、T/Cなどが購入できる銀行 小売店スーパー、電器店など小売店

旅の準備に

ATM、外貨両替

外貨両替は渡航先の両替所を利用する方が一般的で、交換レートも良い。山口銀行本店の窓口では日本円から米ドル、ユーロ、韓国ウォンに両替できる。韓国ウォンから日本円への両替も可能。中国元の取り扱いは無し。円建て、米ドル建てのT/Cも取り扱う。下関郵便局の窓口でも外貨両替、T/Cを取り扱い。(2013年4月現在)

フェリーターミナル最寄りのATMは、シーモール下関の三菱東京UFJ銀行ATMコーナーまたは山口銀行シーモール下関出張所のATM。どちらも土日祝日も営業。山口銀行本店の道路向かいには三井住友銀行下関支店のATM、JR下関駅の北側には下関郵便局併設のゆうちょ銀行ATMがある。

下関駅構内の西口付近に山口銀行、西京銀行、西中国信用金庫のATMコーナーが設置。平日8~21時、土日祝日は9~19時。

セブンイレブンのセブン銀行ATMは24時間稼働。セブンイレブン下関竹崎4丁目店は、フェリーターミナル直結の歩道橋を北に進んで突きあたりの国道を東側へ。JR下関駅の南東側にはセブンイレブン下関東大和町店が営業。

食料品、旅行用品の購入

シーモール下関の専門店街に食料品店、アパレル店、100円ショップ、書店などが入居。歩道橋沿いに電器店のデオデオ下関店と100円ショップのザ・ダイソー、下関大丸の地下には食料品コーナー、薬局も。

下関駅構内にあるゆめマート下関駅はお総菜がよく揃う食品スーパー。フェリーターミナルからはハローデイ海峡ゆめタワー前店が最も近い。

入浴施設

グリーンモール商店街にある銭湯「霧島湯」は下関駅から徒歩約3分。14時から営業。木曜日休み。日之出温泉は銭湯スタイルの天然温泉施設。下関駅から南へ約800m、徒歩10分。15時から営業。定休日は月曜日。

日帰り温泉として利用できるマリン温泉パークは朝7時から営業。(火曜日は15時から。)周防灘と関門海峡が一望できる。下関駅から長府・小月方面または宇部・秋芳・長門・山口方面行きのバスに乗って所要約20分、バス停「マリンランド前」で下車して徒歩約5分。下関マリンホテルに併設。

宿泊

経済的なホテル

フェリーターミナル直近のホテルは下関東急インホテルヴィアイン下関。どちらもシーモール下関のすぐそば。

ビジネスホテルはJR下関駅周辺と市役所がある唐戸地区に多数あります。

ホテルより安く一晩を過ごせるところ

メディアカフェポパイ 下関山の田店は下関駅からサンデン交通の横野行き、または新垢田行き、または山の田循環バスに乗ってバス停「山の田」で下車、徒歩約5分。所要時間は経由地によって変わるが約15~30分。またはJRで下関の隣駅、幡生駅から北東へ徒歩約15分。ネットカフェの自遊空間 下関店は山陰本線安岡駅から南へ徒歩約10分。下関駅から安岡駅まで所要約16分、約30~60分間隔。

フェリーターミナルへの交通

新幹線・新下関駅

新幹線の新下関駅は、昼間はこだま号を中心に1時間に約1本、朝晩は約2~3本が停車。新下関駅で在来線に乗りかえて下関駅まで所要時間約10分。運転間隔は約10~30分。

新下関駅
のりかえ (JR 山陽本線)
下関駅

JR小倉駅

小倉駅には新幹線のすべての列車が停車するので、広島以東からの移動は小倉駅で在来線に乗りかえたほうが便利。日韓共同きっぷの関釜フェリーを利用する経路も、小倉駅で在来線に乗りかえる条件になっています。小倉駅から下関駅までの所要時間は約15~20分、運転間隔は約20分。

小倉駅
のりかえ (JR 鹿児島本線)
門司駅 (乗りかえ不要の直通列車も運転)
のりかえ (JR 山陽本線)
下関駅

北九州空港

北九州空港からJR小倉駅へエアポートバスで所要約33分、運賃600円。小倉駅から下関駅まで所要約15分、運賃270円。

下関港国際ターミナルはスターフライヤーのチャータータクシー送迎サービス(センタク)のサービスエリア。

山口宇部空港

山口宇部空港~JR下関駅を連絡するサンデン交通バスで所要時間約75分、運賃1,420円。1日に8本運行。

新門司港

各フェリー会社の連絡バス、送迎タクシーが新門司フェリーターミナルからJR門司駅まで運行。所要時間は20分程度。門司駅からはJR山陽本線の関門トンネルを通って、下関駅で下車。電車の所要時間は約7分。

新門司港へは名門大洋フェリーが大阪南港から、阪九フェリーが大阪の泉大津港と神戸六甲アイランドから出発。オーシャン東九フェリーが東京港有明埠頭から徳島港を経由して運航。

福岡

最速は新幹線利用。JR博多駅から新幹線で小倉駅へ、在来線の普通列車に乗りかえて下関駅へ。全体の所要時間は小倉駅での待ち時間で前後するが、概ね「のぞみ」利用で約41分、「ひかり・こだま」で約51分。運賃+特急料金は2,260円(自由席)。

在来線を利用する場合も小倉駅か門司駅で乗りかえが必要。快速列車を使うと全体の所要時間は1時間40分程度、運賃1,430円。小倉駅まで特急列車利用で所要1時間10分程度、運賃+料金は2,430円(指定席)。小倉駅まで割引きっぷ「2枚きっぷ(自由席)」を使うと、1人あたり1,400円+270円。

高速バスでは、西鉄天神バスセンターから下関駅行きの西鉄高速バス「ふくふく号」とサンデン交通の「ふくふく天神号」が約60分間隔で出発。所要約1時間40分、1,500円。往復・ペア乗車券は1人あたり1,350円。4枚つづり回数券は1枚あたり1,200円。予約不要。

大阪

便利なのは新幹線の小倉駅経由。JR新大阪駅から「のぞみ」で所要約2時間10分、在来線で下関駅へ。全体の所要時間は2時間45分程度、運賃+指定席利用で14,270円。

新大阪駅始発で新下関駅に停車する「ひかり」が1日に数本運転されています。新下関駅からは在来線で下関駅へ。乗りかえ時間を含む全体の所要時間は2時間50分程度。運賃+指定席利用で13,750円。この他に途中駅(新山口、徳山など)まで「のぞみ・ひかり」を利用して「こだま」に乗りかえる場合は、全体の所要時間が約3時間30分~4時間程度、運賃+指定席は13,750円~14,050円程度。

大阪・神戸からフェリーを使っても移動できます。大阪南港から名門大洋フェリー、泉大津港と神戸六甲アイランドから阪九フェリーがそれぞれ夕方~夜間に出発して早朝~朝に新門司港に到着。所要時間は約12時間30分、運賃は2等船室6,900円から。ネット予約割引運賃は2割引。

フェリーより遅い時間に出発できる夜行バス、ブルーライナー.comのブルーライナー福岡が関西と下関を所要8時間程度で運行。運賃は平日3,700円程度から。

東京

下関港国際ターミナルに最も近い空港は北九州空港。羽田空港からは、チャータータクシー送迎サービス(下関市内の目的地まで料金1,000円で送迎)が利用できるスターフライヤーが便利。運賃も大手航空会社より少し安い。羽田空港出発から下関駅までの所要時間は約3時間。

新幹線を利用する場合は小倉駅で在来線に乗りかえると便利。所要時間は乗りかえ待ち時間を含めて「のぞみ」利用で約5時間10分、運賃+指定席利用で21,910円。

東京駅を「のぞみ」で出発、新大阪駅で新下関駅に停車する「ひかり」に乗りかえて、さらに新下関駅から在来線に乗りかえるルートは所要時間約6時間10分、運賃+指定席利用で20,570円。ほかに新山口駅などで「こだま」に乗りかえる場合も所要時間約6時間10分程度、運賃+指定料金は21,170円。いずれも全体の所要時間は各駅での待ち時間によって前後します。

オーシャン東九フェリーが東京港の有明埠頭から運航。夜19:30頃に出発して新門司港には3日目の早朝に到着。2等船室15,970円から。

(時刻、料金などは2014年1月現在)

近隣の観光スポット

グリーンモール商店街

JR下関駅から北東方向に連なるコリアタウン。韓国料理店や、韓国からの輸入雑貨などを扱うお店が軒を連ねる。支払いに韓国ウォンを使用できる店もあるので、韓国旅行で使い残したウォンで韓国みやげの買い足しができる。

カモンワーフと唐戸市場

下関は日本一のふぐの集積地で、ふぐ料理とその加工品は下関随一の名物。観光客向けのレストランモールのカモンワーフには、ふぐ料理店、寿司店、洋食レストラン、ファストフード店、みやげ物店などが入っていて、手軽にふぐを使った料理が楽しめる。

隣接する唐戸市場は一般観光客も買い物できる卸売市場。鮮魚だけでなく蒲鉾など加工品や乾物の卸売店も立ち並び、早朝にはセリの様子も見学できる。週末と祝日には1階フロアで観光客向けの飲食屋台イベント「活きいき馬関街」が開かれ、ここでも新鮮な海の幸を味わえる。

下関駅からサンデン交通バスに乗ってバス停「唐戸」で下車、所要約7分。または対岸の門司港桟橋から関門連絡船で所要約5分。下関唐戸桟橋すぐ。

巌流島

宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したと伝えられる小島。現在は公園として整備され、決闘の様子をイメージさせる武蔵と小次郎の像、人工砂浜と手漕ぎ船が置かれている。島は関門海峡の狭まったところにあるので、波打ち際に整備された散策道からは海峡の潮の流れが間近に見て取れる。

巌流島へは下関駅からサンデン交通バスに乗ってバス停「唐戸」で下車、唐戸桟橋から関門汽船の巌流島連絡船、または巌流島上陸クルーズ船に乗りかえる。

巌流島は下関港から発着する国際フェリーからも見える。出港時には右舷側、入港時には左舷側に見られる。

下関港国際ターミナル
下関港国際ターミナル

(写真提供: はにー さん)

2013年12月現在

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする