『ニュースと更新情報』アーカイブ 2014年

2014年中に投稿した『ニュースと更新情報』です。記事は投稿当時のものですので、現在と事情が異なるものやリンク切れになってしまったものも含まれますのでご了承ください。

「台湾-中国航路」ページと中国・台湾発着港のページを新設しました

中国と台湾が航路によって初めて直接に結ばれたのが2001年。以来中台両岸航路は着実に航路数を増やして発展、現在では小三通、台湾本島との直結航路を合わせて9航路が運航されています。今回はRitaRiyantoさんのご旅行を切っ掛けに、中台航路と両岸5港のガイドページを作ることができました。

日本からはなかなか利用する機会の少ない航路ばかりですが、皆さんのご旅行のヒントになることを願いながら、公開いたします。

(2014.11.14)

稚内-サハリン航路 2015年度は6/9~9/18に28往復運航

ハートランドフェリー(アインス宗谷、稚内-ロシア・コルサコフ)が2015年度の運航スケジュールを発表しました。週2往復(シーズン最初と最後の週は1往復)の運航で、2014年と同じ28往復を設定。

ハートランドフェリー社は2015年のシーズンを最後に、サハリン航路からの運航撤退を表明しています。来シーズンが最後の運航になるかもしれません。

(2014.11.14)

オリエントフェリーがダイヤ改定、下関発土曜日運航便は船中2泊に

オリエントフェリー(下関-青島、船名「ゆうとぴあ」)が運航スケジュールの改定を発表、2014年11月1日から下関港を土曜日に出航する便の出発時刻と到着時刻が変更になりました。

現在運航されている週2往復便のうち、下関港から出発する土曜日の運航便については土曜日の17:00に出航、青島港到着は月曜日の朝9:00とするダイヤに変更されます。水曜日運航便は従来どおり下関港を正午に出航して翌日16:00に到着、青島港出発便も従来どおり船内2泊のスケジュールになります。

(2014.10.30)

JR九州高速船 新割引運賃を発表、オリジナルガイドブックのプレゼントキャンペーンも実施

JR九州高速船は新しい割引運賃「B-スペ」を10月20日9:00から発売すると発表しました。「B-スペ」の発売額は有効期間や予約変更条件などによって異なるが往復4,900~16,900円。片道8,000~9,000円(燃料サーチャージ、ターミナル使用料は別途)。ビートルオリジナルの釜山ガイドブック「BBB2014-15」も同日に発売(100円)。発売を記念して、先着500名に「BBB2014-15」と「ビートルオリジナルクリアファイル」をプレゼントするキャンペーンも実施します。

毎日新聞の記事によると、新しい割引運賃は今月26日に増便されるLCCに対抗するのが狙い。エアプサン利用に比べて1,000円程度安くなる価格設定。

従来の割引運賃を購入済みの利用者には救済措置が取られます。新割引運賃を購入してから既存チケット払い戻しを申し出ると、手数料なしで払い戻しが受けられます。

(2014.10.17)

沖縄県石垣島-台湾・花蓮に航路開設の動き

台湾の運輸企業グループ・華岡集団が台湾東部の花蓮と沖縄県石垣島を結ぶ航路を開設、高速貨客船「麗娜輪」の運航を計画していると報道されました。10月7日付の台湾・自由時報の記事によると、華岡集団は近く台湾交通部に航路開設を申請する予定。

自由時報を配信した「フォーカス台湾」の記事によると、華岡グループは年間約100万トンに及ぶ石垣島の生活物資を日本本土から輸送するよりも台湾から輸送した方が時間的、費用的な節約につながる、として航路開設を構想。花蓮港運営会社も、台湾全土から石垣島へクルーズ船を利用して訪問する年間3~4万人の旅客数積み増しと、花蓮港自由貿易区計画の商機を目論んでいます。台湾・東方報(9月25日付)は同グループの東聯航運・王仁杰総経理のインタビュー記事を掲載。記事の見出しを「麗娜輪が石垣島へ」と報じました。

日本と台湾を結ぶ貨客船航路は、沖縄に本社を置いた有村産業が1975年に宮古島、石垣島を経由する那覇-台湾航路を開設。名古屋港、大阪港と沖縄の各港を経由して台湾の基隆港・高雄港を結んでいましたが、2008年に経営破綻のため運航停止に。貨物航路は別会社によって復活したものの、旅客航路は途絶えたままでした。

東聯航運が所有する「麗娜輪」はかつて東日本フェリーの「ナッチャンRera」として運航されていた高速貨客船。2012年に華岡集団に売却され、現在は国内航路の蘇澳-花蓮と国際航路の台北-中国福建省平潭の2航路に投入されています。

(2014.10.8)

ハートランドフェリー、2015年度の運航を最後に撤退する方針

北海道稚内港とロシア・コルサコフ港を結ぶハートランドフェリー(アインス宗谷)は2015年度の運航を最後に、サハリン航路から撤退する方針を明らかにしました。読売新聞の報道記事によると、同社は赤字経営を改革するため、昨年9月の役員会でサハリン航路の休止が確認されたということです。補助金支給など支援を続けてきた稚内市は、航路存続の取り組みを続けたい、としています。

ハートランドフェリーのサハリン航路は1999年の運航開始以来赤字が続き、夏季だけの運航でもここ数年は毎年1億円前後の赤字。ピーク期はサハリン島天然ガス開発プロジェクトが本格化した2006年度の旅客6,681人、貨物は2005年度の7,025トン。その後は減少を続けて、今年度は旅客4,438人、貨物は906トンを輸送した。

(2014.10.2)

「ウラジオストク港周辺ガイド」ページを新設しました

ロシア・ウラジオストク港のページを開設しました。日本から一番近いヨーロッパと称されるウラジオストクですが、政治的に歴史的に様々な事情で近くて遠い港町でもありました。ウラジオストクへは鳥取県境港、韓国トンへからDBSクルーズフェリーのイースタン・ドリーム号が週1往復便運航されています。新設ページが皆さんの旅行計画の一助となりますように。

まりん☆ぽらりすさんの取材情報を基に作成しました。ありがとうございました。

(2014.9.30)

「栄成・石島港周辺ガイド」ページを新設しました

中国山東省栄成市の石島管理区にある国際フェリーターミナル「石島国際ターミナル(石島国際候船庁)」周辺ガイドのページを開設しました。石島港からは韓国の仁川港(華東海運・華東明珠6号)と群山港(石島国際航運・石島号)それぞれ週3往復が運航されています。

RitaRiyantoさんの取材情報を基に作成しました。感謝申し上げます。

(2014.6.13)

下関-韓国済州航路、今年6月の就航は困難に

韓国のドンスン(東勝)社が計画している下関と済州島を結ぶフェリー航路開設について、下関市は当初予定していた6月の就航は困難という見通しを21日の市議会建設委員会で報告しました。毎日新聞の記事によると、下関市が関係者に問い合わせたところフェリー運行会社が船を確保できていない状況が判明したということです。

ドンスン社は去年秋に下関-済州航路の就航計画と済州-上海航路の開設予定を発表、下関と上海を済州島経由で結ぶ意欲的な構想を表明していました。日韓関係の悪化や中国の旅行法の改正など、旅行者数が減少するなかで構想の行く末が注目されます。

(2014.5.25)

関釜フェリー 4/1から下関港の乗船手続き時間を1時間繰り下げへ

関釜フェリー(下関-釜山、はまゆう・ソンヒ号)は、4月1日から下関出発便の乗船手続き時間を現行の18時より1時間繰り下げて、19時締め切りにすると発表しました。船の出港時間は19時45分。

(2014.3.14)

博多・下関-釜山航路の割引キャンペーンまとめ(3/14)

消費税率引き上げにより、4/1からターミナル施設使用料の改訂が予想されます。国際航路の運賃と燃料サーチャージは従来通り不課税です。

JR九州高速船(ビートル)・未来高速(コビー)

  • ビートルマギワ割: 平日往復7,000円、週末往復13,000円。3/24までのうち、出発日、利用便、席数限定。1泊2日以上5泊6日までの往復利用。オンライン予約、クレジットカード決済が必要。
  • 超ビートルスペシャル: 往復10,000円。4/11までのうち、出発日、利用便、席数限定。2泊3日までの往復利用。オンライン予約、クレジットカード決済が必要。
  • 平日フリーパス2014年春夏: 発売金額は50,000円。2014年4月1日から9/30までの平日に博多-釜山航路のビートル、コビー号に乗り放題。燃料サーチャージは別途必要。週末便は追加料金が必要。限定数200枚。
  • 通常運賃の割引設定: 往復割引24,000円(ピーク期を除く)と平日往復割引20,000円。通常運賃は片道13,000円、往復26,000円。運賃ページ参照。
  • ビートル早割60: 平日往復10,000円、週末往復15,000円。利用制限日あり。利用便、席数限定。出発60日前までにオンライン予約、予約後3日以内にクレジットカード決済が必要。
  • ビートル早割30: 平日往復15,000円、週末往復18,000円。利用制限日あり。利用便、席数限定。出発30日前までにオンライン予約、予約後3日以内にクレジットカード決済が必要。
  • Bかめチケット: 往路は博多港から「ビートル」「コビー」で出発、復路は釜山港から出発同日の「ニューかめりあ」夜行便を利用。釜山滞在は約7時間。料金9,900円。日~木曜日出発。利用制限日あり。予約は乗船3日前まで。
  • 年齢別割引き: 出発時の年齢が満23歳までの人が対象のアンダー23と満65歳以上が対象のグランド65。平日往復15,000円、週末往復20,000円。利用制限日あり。出発前日まで電話予約センターで受付、決済はチェックインカウンターで。
  • 平日レディース往復割引: 同一行動の女性2人以上のグループに適用。博多港発土曜日、釜山港発日曜日と一部の日は利用不可。往復15,000円。出発前日までに電話で予約すること。
  • 4MYクーポン: 40,000円。片道4回分の記名式クーポン。利用制限日なし。有効期間は決済日から180日間。事前予約が必要。電話予約またはオンライン予約で受付。
  • コリアレール&ビートルパス: 5日間用28,000円、7日間用31,000円。韓国鉄道公社(KORAIL)が発売する外国人向けフリーパスとビートル往復乗船券の組み合わせ。利用制限日なし。一部の観光列車やソウル首都圏の電車区間は利用不可。
  • ビートルパック: 往復乗船券と釜山のホテル2泊分の組み合わせ。ホテルによって料金が異なる。2014年1~3月は最安15,500円から。
  • JR九州高速船 公式サイト

カメリアライン(ニューかめりあ)

関釜フェリー

  • 通常の往復割引は復路分が片道運賃の1割引。学割は1等・2等運賃の2割引。割引運賃ページ参照。
  • “青春18きっぷ旅”大応援キャンペーン: JR各社が発売する「青春18きっぷ」を提示すると下関港出発の2等片道運賃または往復運賃が片道あたり半額の4,500円に。その他の等級は正規料金から4,500円を割引。利用期間は3月1日~4月10日下関港出発便(復路釜山発4月20日)まで。きっぷ1枚の提示につき5名までを割引。事前の電話予約が必要。適用除外日あり。
  • 韓国サイクリングモニター: 自転車持参で利用する場合、2等片道運賃または往復運賃が片道あたり半額の4,500円に。その他の等級は正規料金から4,500円を割引く。ただし乗船後に『関釜フェリーで行く韓国自転車の旅』をテーマにブログやSNSにエントリー、または感想をメールで関釜フェリーに送信することが条件。事前の電話予約が必要。旅客運賃の他に自転車受託手荷物代金(下関発1,000円、釜山発10,000ウォン)が必要。適用期間は2015年9月30日まで。
  • 山口県、福岡県に住所または本籍持つ人を対象にしたJimo-Ca(ジモカ)カード会員向けの割引。2等運賃が割引後片道あたり5,400円に。利用制限日あり。
  • 関釜フェリー 公式サイト

(2014.3.14)

博多・下関-釜山航路の割引キャンペーンまとめ(2/2)

JR九州高速船(ビートル)・未来高速(コビー)

  • 通常運賃の割引設定: 往復割引24,000円(ピーク期を除く)と平日往復割引20,000円。通常運賃は片道13,000円、往復26,000円。運賃ページ参照。
  • ビートル早割60: 平日往復10,000円、週末往復15,000円。利用制限日あり。利用便、席数限定。出発60日前までにオンライン予約、予約後3日以内にクレジットカード決済が必要。
  • ビートル早割30: 平日往復15,000円、週末往復18,000円。利用制限日あり。利用便、席数限定。出発30日前までにオンライン予約、予約後3日以内にクレジットカード決済が必要。
  • Bかめチケット: 往路は博多港から「ビートル」「コビー」で出発、復路は釜山港から出発同日の「ニューかめりあ」夜行便を利用。釜山滞在は約7時間。料金9,900円。日~木曜日出発。利用制限日あり。予約は乗船3日前まで。
  • 年齢別割引き: 出発時の年齢が満23歳までの人が対象のアンダー23と満65歳以上が対象のグランド65。平日往復15,000円、週末往復20,000円。利用制限日あり。出発前日まで電話予約センターで受付、決済はチェックインカウンターで。
  • 平日レディース往復割引: 同一行動の女性2人以上のグループに適用。博多港発土曜日、釜山港発日曜日と一部の日は利用不可。往復15,000円。出発前日までに電話で予約すること。
  • 4MYクーポン: 40,000円。片道4回分の記名式クーポン。利用制限日なし。有効期間は決済日から180日間。事前予約が必要。電話予約またはオンライン予約で受付。
  • コリアレール&ビートルパス: 5日間用28,000円、7日間用31,000円。韓国鉄道公社(KORAIL)が発売する外国人向けフリーパスとビートル往復乗船券の組み合わせ。利用制限日なし。一部の観光列車やソウル首都圏の電車区間は利用不可。
  • ビートルパック: 往復乗船券と釜山のホテル2泊分の組み合わせ。ホテルによって料金が異なる。2014年1~3月は最安15,500円から。
  • JR九州高速船 公式サイト

カメリアライン(ニューかめりあ)

関釜フェリー

  • 通常の往復割引は復路分が片道運賃の1割引。学割は1等・2等運賃の2割引。割引運賃ページ参照。
  • “青春18きっぷ旅”大応援キャンペーン: JR各社が発売する「青春18きっぷ」を提示すると下関港出発の2等片道運賃または往復運賃が片道あたり半額の4,500円に。その他の等級は正規料金から4,500円を割引。利用期間は3月1日~4月10日下関港出発便(復路釜山発4月20日)まで。きっぷ1枚の提示につき5名までを割引。事前の電話予約が必要。適用除外日あり。
  • 韓国サイクリングモニター: 自転車持参で利用する場合、2等片道運賃または往復運賃が片道あたり半額の4,500円に。その他の等級は正規料金から4,500円を割引く。ただし乗船後に『関釜フェリーで行く韓国自転車の旅』をテーマにブログやSNSにエントリー、または感想をメールで関釜フェリーに送信することが条件。事前の電話予約が必要。旅客運賃の他に自転車受託手荷物代金(下関発1,000円、釜山発10,000ウォン)が必要。適用期間は2015年9月30日まで。
  • 山口県、福岡県に住所または本籍持つ人を対象にしたJimo-Ca(ジモカ)カード会員向けの割引。2等運賃が割引後片道あたり5,400円に。利用制限日あり。
  • 関釜フェリー 公式サイト

(2014.2.2)