関釜フェリーで下関→釜山、ビートルで釜山→対馬を乗り継ぐ乗船券が期間限定で登場

関釜フェリーとJR九州高速船は、下関港から対馬・比田勝港へ釜山経由で船を乗り継ぐ特別企画乗船券「下関→対馬(比田勝)乗継片道乗船券」を発売します。釜山では到着同日、または翌日のJR九州高速船ビートル618便(釜山9:00発、比田勝10:10着)に乗り継ぐので、早ければ下関出発の翌日午前中に比田勝に到着できます。釜山1泊を選ぶこともできます。

乗船券は下関発の片道のみの発売で、料金はキャンペーン価格9,000円。ターミナル施設使用料と燃油サーチャージは別途必要。料金には関釜フェリーの2等乗船券とビートル普通席乗船券が含まれる。追加料金を払えば船室アップグレードも可能。利用期間は2017年4月1日から6月4日出発まで(4/27~5/7は利用不可)。予約は2ヶ月前から出発3日前まで。電話予約のみの受付で、乗船手続き時に代金を支払う。予約なしの乗船はできない。自転車については公式サイトを参照してください。比田勝港周辺マップと観光案内も参考になります。

このチケットの特徴は、国境を挟んで向かい合っている対馬と釜山の両側を楽しめること。対馬は有史以前から九州と朝鮮半島を結んできました。両者の交流を裏付ける遺跡やエピソードが対馬には多くありますし、そんな環境で育まれた対馬の伝統文化も見どころです。一度外国に行って戻ってきたからこそ分かる面白さや発見もあると思います。その体験こそがこのチケットのセールスポイントと言ってもいいでしょう。

帰りは九州郵船で福岡へ直行してもいいし、壱岐で下船して観光、さらに壱岐からフェリーで唐津に向かうのも面白そうです。関釜フェリー片道分の料金でビートルにも乗れるお得なキャンペーン価格ですので、ご興味のある方はこの機会にどうぞ。