上海フェリー 長崎港経由を検討中と報道

長崎新聞によると、上海フェリー(蘇州号、大阪-上海)は上海行き運航便の長崎寄港を検討していることを明らかにしました。貨物の試験輸送を実施して寄港の採算性などを見きわめた後、夏休みを目標に就航を目指したい、としています。長崎港を経由するのは大阪発上海行きの便だけで、上海発は大阪へ直行。長崎港の発着場所は小ケ倉柳(こがくらやなぎ)埠頭。長崎-上海の所要時間は約28時間。試験寄港は2017年3月18日から。

長崎-上海間の定期フェリー航路はテーマパーク「ハウステンボス」の関連会社HTBクルーズが主に中国人観光客の利用を見込んで2012年に開設しましたが、運航が本格化する間もなく日中両国関係の悪化により10月には運航を休止する事態に。蘇州号が就航するとそのとき以来の航路再開になります。