北海道サハリン航路(HSL)は、先に表明していた稚内-ロシア・サハリン州コルサコフ航路の運航断念を覆して、7月下旬をめどに客船の運航を始めると発表しました。運航期間は7月20日から9月下旬まで週3往復を予定。今月中に予約受付を開始したい、としています。
稚内プレス: サハリン航路急転直下、運航へ 費用は全額サ州側負担
47NEWS: サハリン航路、今夏も運航
NHK NEWS WEB: サハリン航路 休止一転運航へ
運航費用の赤字分を稚内市とサハリン州が負担している同航路ですが、今年はサハリン側の経費補助の決定が遅れたため、稚内市側でも市議会の手続きが当初予定していた運航開始時期の6月に間に合わない、としてHSLは今年の運航断念を5月25日に発表していました。発表後もサハリン州のコジェミャコ知事は今季の運航継続を目指す意向を高橋はるみ北海道知事との会談で表明して運航再開を模索していましたが、稚内プレスの記事によると、運航主体のSASCOとサハリン州政府との間で協議が持たれ、日本側の経費支援がなくても、全額をサハリン側が負担してでも運航することになったということです。
公式サイト: 北海道サハリン航路
コメント Comments
https://sakhalin.info/news/154998/
コルサコフ港でクルーズの乗客が電子ビザを申請、無事通過とのことです。再開が楽しみですね。
まりん☆ぽらりすさん、こんにちは。
クルーズ船の乗客ならもっと早くからこの制度を利用してたものだと思ってましたが、旅行会社としては信用できる従来の制度を使ってたんでしょうね。
ともかくコルサコフ港でも電子ビザ制度が機能していると分かったことに意味があります。
サハリンは船in飛行機outなルートも解禁になりそうで楽しみ。
日本からの観光的にはハバロフスクが魅力ですね。中国からはアムール川対岸の方が利用が多そうで、日本人にとってはSNS映えするマニアックなルートになりますね(^^;)
政治的な揉め事が起こって電子ビザ拡充の動きが後戻りしないことを祈るばかりです。