【続報】ビートル比田勝混乗便は7/23から ボーダーツーリズムにも使える

JR九州高速船「ビートル」比田勝経由便の一部を国内航路として運航する計画で、17日に船会社や対馬市などの間で包括協定が結ばれました。運航主体は九州郵船で、同社がビートル全191席のうち26席分を借り受ける「用船」の形をとる。予約はJR九州高速船の「対馬混乗便専用ダイヤル」で受け付ける。運航は7月23日からで博多-比田勝の所要時間は約2時間10分。報道によると7月中に3往復、8月6往復、10月は10日までに4往復が運航される予定です。

博多-比田勝間の運賃は大人8,820円。利用には顔写真付きの公的機関が発行した身分証が必要。
ビートルの所要時間は博多-釜山「直行便」は3時間5分、全席国際線の「対馬経由便」は3時間35分、一部席国内線の「対馬混乗寄港便」は3時間45分。

JR九州高速船: 博多~比田勝航路(対馬混乗便)のご案内
九州郵船: 博多(福岡)⇔比田勝(対馬)航路(混乗便)のご案内

西日本新聞: 対馬北部住民、喜びの声 博多-比田勝の「混乗」ビートル協定締結 「積極的に利用したい」 「新観光ルートできる」 [長崎県]
産経WEST: 韓国への高速船就航「活性化期待」 長崎・対馬市長ら協定締結
聯合ニュース: 釜山・福岡結ぶ高速船が対馬を経由へ 利便性向上で観光活性化に期待

九州郵船が運航している博多-比田勝間の直行フェリーは、所要約6時間で博多港発が夜行便、比田勝港からは夕方に出発して夜遅くに到着します。混乗便は運航日限定とはいえ所要時間は3分の1程度に。
「ビートル」の比田勝-釜山便と組み合わせると、対馬北部と釜山の両方を訪れて国境観光を楽しむ(ボーダーツーリズム)の移動手段としても選択肢が広がることになりますね。

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