稚内-コルサコフ航路 今年の運航を断念

毎年夏に運航されてきた稚内とロシア・サハリン州コルサコフ港を結ぶ航路について、今年の運航は休止することが発表されました。運航に必要なサハリン州、稚内市からの財政支援を受けるための手続きが遅れたためで、運航会社SASCOと共同運航していた「北海道サハリン航路(HSL)」は来年の運航再開を検討するとしています。

運航断念の理由として『HSLはサハリン側が運営に必要な金融関係の書類を期限内に揃えることができなかったため(スプートニク日本)』と説明。『サハリン州からの運航費用補助の承諾回答が今月7日にずれ込み、稚内市は運航予定の6月までに議会の手続きなどが間に合わないと判断。SASCOとHSLは今季の運航断念を24日に合意した。(北海道新聞)』ということです。

北海道新聞: サハリン航路今季断念 稚内の三セク「運航へ条件整わぬ」
スプートニク日本: サハリンと北海道間のフェリー 今年は運行取りやめ
稚内プレス: 今年のサハリン航路運航断念  HSL会見
NHK NEWSWEB: サハリン旅客船この夏は運航休止

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする