北方領土での「共同経済活動」実現に向けて、船または飛行機による定期航路の開設が検討されていることが分かりました。先にロシア側から提案があったもので、8月下旬に開かれる次官級協議で議題になる見通し。ビザなし交流のチャーター船で実績のある根室港と国後島を結ぶルートを軸に検討する方針で、共同経済活動の具体的な分野、医療、漁業、観光事業関係者の利用が見込まれています。しかし報道によると航路開設の協議は「共同経済活動」同様に、日ロ両国の立場が双方ともに保たれる法的な枠組み作りができるかどうか、難航が予想されるとしています。
- 毎日新聞: 北海道定期航路検討 日露次官級協議で8月議論
- 朝日新聞: 北方領土への定期航路を検討 日ロ、実現協議は難航か