ハンイル高速海運の高速船「オーロラ」が対馬・比田勝港-釜山に就航

韓国の「ハンイル高速海運」が運航する高速船「オーロラ」が対馬の比田勝港と韓国・釜山港を結ぶ航路に就航しました。2018年2月2日から毎日1往復しています。

ハンイル高速海運(韓日高速海運 한일고속해운 HAN-IL EXPRESS SHIPPING)
公式サイト: ハンイル高速海運 (韓国語)
予約、問い合わせ: 釜山 (+82)051-714-7301、対馬 0920-86-2008

就航船: オーロラ(AURORA) 総トン数436トン、定員319人、IMO: 9308730
運航スケジュール: 2月は毎日1往復(釜山から午前に出発、比田勝からは夕方に出発)。3月は釜山発は毎日1便で土曜日のみ2便。比田勝からは毎日1便で日曜日のみ2便。出発時間は公式サイトで見られます。所要時間は約1時間40分。
運賃: 大人片道9,000円 釜山発は80,000ウォン

日本側代理店の「国際ライン対馬」によると、3月以降に日本発の往復割引運賃を設定できるように検討中とのこと。自転車は積み込み可能だが、料金は未定。バイクなど原動機付きは不可。クレジットカードは今のところ不可だが利用できるように整備中。船内の売店では日本円、韓国ウォンを使って免税品が買える。比田勝港国際ターミナルに免税店、両替コーナーはない。ターミナル前の個人商店で韓国ウォンから日本円への両替ができる。

ハンイル高速海運の参入によって、比田勝-釜山は大亜高速海運、JR九州高速船、未来高速の4社5船が運航する航路になりました。報道によると厳原港を含む釜山-対馬航路を利用した乗客は、2015年43万4000人、2016年53万人、昨年72万5000人で、昨年は釜山港国際客船利用客の半分を超えた、としています。ハンイル高速海運の参入前でも多い日に1日6往復が運航され、さらには「対馬高速フェリー」が韓国・巨済島と比田勝港を結ぶ航路開設を計画しています。

読売新聞: 釜山―比田勝港4社へ、韓国の船会社が2月2日から定期運航
国際新聞: 旅行者急増釜山〜対馬島」オーロラ号」浮かぶ (韓国語)
聯合ニュース: 釜山〜対馬運航フェリーオーロラ号来月2日新規就航 (韓国語)

代理店の方の話では、比田勝港から出発した日本人旅客はまだ1人だけだそうです。新しい物好きの方、SNSで1番目に上げたい方、いかがですか?