ビートル比田勝経由便、国内旅客と同乗へ

JR九州高速船のビートル(博多-釜山)の一部の便が7月23日から対馬・比田勝港を経由して、博多-比田勝間を移動する国内旅客も利用できるように国際旅客と相乗り状態で運航する、と報道がありました。詳細は17日に発表されます。

産経ニュース: 日韓高速船、対馬経由へ JR九州
西日本新聞: ビートル 対馬を経由 博多-釜山便の一部、7月下旬から

記事によると、国際航路に国内旅客が相乗りする「混乗」は全国初の事態。不法入国や密貿易が起こらないように内際旅客をカーテンで仕切って対策するとしています。

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(ここから管理人の追記)
九州郵船の高速船が比田勝港乗り入れを止めたあと、ビートルの比田勝経由便に区間乗船させて欲しいという声が比田勝地域の住民から上がっている、という報道がありました。国際航路に国内旅客を同乗させるケースはこれまでの例になく、船内の内際分離は現行船だと難しいという記事だったと思います。もしかしたら新造船で完璧な分離を実現するのかと思ってましたが、発表にはそれを匂わせる記述がなかったし、さらには比田勝港の国内ターミナルが湾の対岸に移転してしまったので実現は難しいのかなあ、という感想でした。
船内にカーテンを設置して監視員を配置するということですが、簡単な設備だと「コインが転がっていった!」とか言って今はやりの金貨密輸入の心配がありますし、ガチガチの壁で仕切ってしまうとトイレの数や眺望がきかないなど居住性が悪くなってしまいます。17日の発表を待ちたいところです。