境港

境港国際旅客ターミナルはJR境港駅から東へ約3km。フェリーの発着時間に合わせて境港駅から無料の連絡バスが運行されています。タクシーだと駅から約10分。

この他に米子空港と境港駅から境港市のコミュニティバスが接続していますが、運行本数が少なく、最寄りのバス停からフェリーターミナルまで少し離れているので注意が必要です。

境港国際旅客ターミナル

フェリーターミナル施設情報

境港国際旅客ターミナル内の境港市観光案内所で両替を取扱い。韓国ウォン、ロシア・ルーブルから日本円に両替が可能。

情報提供: はにー さん(2009.8.17追記)

境港の国際線ターミナルには、ウォンへの両替等ができる仮設観光案内デスク、仮設売店、ジュースの自販機があるぐらい。飲み物食べ物を買って持ち込もうと思ったら、境港の街中で買わないとアウトですね。

情報提供: ぞ さん(2011年9月に利用)

周辺地図

地図アイコンについて
境港国際旅客ターミナル 連絡バス はまるーぷバス・メインコース右回り はまるーぷバス・メインコースのバス停「境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎」 バス停「境港駅」 バス停「米子空港」 外貨、T/Cなどが購入できる銀行 スーパーなど小売店

旅の準備に

ATM、外貨両替

フェリーターミナル最寄りの銀行は、フェリーターミナルから約1㎞離れた鳥取銀行境港支店。はまるーぷバスのメインコースのバス停「サカエマイカーセンター前」(バス停番号52)の近く。ATMのほか、外貨両替が可能。

JRを利用する人は境駅の南西側にある島根銀行境支店が便利。ゆうちょ銀行のキャッシュカードによる引き出し、クレジットカードのキャッシングサービスも利用できる。ATMは土日祝日も夜19時まで稼働。

食料品、旅行用品の購入

JR境港駅の西側にスーパーの「丸合境港ターミナル店」があって食料品、日用品などが確保できる。水木しげるロードのアーケード付近から南東に約300離れたところには同じスーパーチェーンの「境港パティオ店」。水木しげる記念館に立ち寄った後の買い物に便利。

入浴施設

JR境駅のすぐ北側の「みなとさかい交流館」内にあるさかいポートサウナは8:30から営業。夢みなと公園内(後述の「近隣の観光スポット」参照。)にあるみなと温泉ほのかみは日帰り式の天然温泉施設。12時から営業。大山と日本海が眺望できる展望露天風呂が楽しめる。

宿泊

経済的なホテル

比較的フェリーターミナルに近いのは境港マリーナホテル。ただしフェリーターミナルからの交通は若干悪く、タクシーを利用するかJR境線の高松町駅か中浜駅から徒歩約15分。ビジネスホテルはJR米子駅の徒歩圏内に多くあります。

旅館、民宿など

境港市内には夕食に海の幸が堪能できる旅館、民宿などが点在。フェリー乗船の前後泊に利用すると、境港とトンへ、ウラジオストクとの旅情の違いがよりひときわ感じられるかも。

皆生温泉

境港から米子に向かう国道沿いにある、日本海に面した温泉郷。米子駅からタクシーで約15分。ホテル予約のサイトから割安宿泊プランが申し込める。

フェリーターミナルへの交通

JR境港駅

フェリーが発着する時間帯なら直行連絡バスがおすすめです。

連絡バス時刻表 (2010年冬ダイヤ)

  • 境港駅発 (国際旅客ターミナル行 土曜日)
    15:15 15:35 16:05 16:35 17:05 17:35 18:05
  • 国際旅客ターミナル発 (境港駅行 金曜日)
    9:15 9:35 10:05 10:35 11:05 11:35

利用料金は無料

(出典: 境港市役所 DBSフェリー紹介のページ

または、コミュニティバスの「はまるーぷバス」メインコース右回りで所要約10分。バス停「境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎」で下車して東へ徒歩約10分。

JR境港駅
(はまるーぷバス メインコース右回り
境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎(バス停番号49)
(徒歩 約10分)
境港国際旅客ターミナル

所要約20分 運賃¥100

境港駅に行く場合は、「はまるーぷバス」メインコース左回りに乗車。

米子空港

空港からは「はまるーぷバス」メインコース右回りで所要約30分。バス停「境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎」で下車、東へ徒歩約10分。

米子空港
(はまるーぷバス メインコース右回り
境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎(バス停番号49)
(徒歩 約10分)
境港国際旅客ターミナル

所要約40分 運賃¥100

または

米子空港駅
(JR 境線・所要約15分、約45~60分間隔で運行)
境港駅
(連絡バスなど)
境港国際旅客ターミナル

運賃¥180

JR米子駅

JR境線で境港駅へ移動、駅からバスの利用が便利です。

米子駅
(JR 境線・所要約45分、約45~60分間隔で運行)
境港駅
(連絡バスなど)
境港国際旅客ターミナル

運賃¥320

岡山(JR特急)

岡山駅から米子駅まで「特急やくも号」で所要約2時間10分。朝7:05から毎時1本の運転。米子駅からJR境線の普通列車に乗り換えて、所要約50分。JR境線も運転間隔は毎時約1本。岡山行きの最終の「特急やくも30号」は米子駅19:26出発。境港駅18:16出発の列車が接続。運賃+指定席利用で5,550円。

岡山(高速バス)

岡山市内から出雲市駅まで運行する高速バス「ももたろうエクスプレス」が岡山駅西口バスターミナルと米子駅を経由します。この間の所要時間は約2時間30分、料金は3,000円。1日に7往復、両備高速バス中鉄バス中国ジェイアールバス日ノ丸自動車一畑バスによる共同運行。

大阪(高速バス)

米子行きの日本交通の高速バスが阪急三番街バスターミナルから5往復運行。所要時間は約3時間35分。午前中に出発する便に乗ればフェリーに乗り継ぎが可能。このほか弁天町始発なんば(OCATバスターミナル)経由便は夜行便を含めて1日13往復。こちらは午前中の早い便に乗れば乗り継ぎできる。所要約3時間50分。料金はどちらも4,700円。

大阪(新幹線+JR特急)

岡山駅で「特急やくも号」に乗り換え、米子駅で境線の普通列車に乗り換える。新大阪駅から境港駅まで所要時間は約4時間~4時間30分程度。運賃+指定席利用で10,000円(ひかり)、10,200円(のぞみ)

東京

航空便は羽田~米子空港をANAが1日5往復。所要約1時間20分。(2010年10月現在)

新幹線+やくも号の乗り継ぎ例は、のぞみ23号東京9:30出発、岡山駅で「やくも13号」、米子駅で境線の普通列車に乗り換えて境港駅に16:13に到着。所要時間は6時間43分、運賃+指定席利用で19,310円。境港から東京へ行く最終の乗り継ぎ例は、境港駅を17:20に出発して「やくも28号」「のぞみ66号」に乗り換えて東京到着は23:45。所要6時間25分。

東京から米子まで夜行バス、寝台列車を使っても移動できます。日本交通の高速バス東京線は品川バスターミナルを20:30、浜松町バスターミナルを20:50に出発して6:50に米子駅前に到着。東京行きは米子駅前を20:15に出発して浜松町6:20、品川に6:40に到着。寝台列車「特急サンライズ出雲」は東京22:00出発、米子9:03到着。東京行きは米子を19:56に出発して7:06に到着。

(時刻、料金などは2010年10月現在)

近隣の観光スポット

「水木しげるロード」と「水木しげる記念館」の妖怪たち

境港市が町おこしのテーマとして選んだのが、境港出身の漫画家・水木しげるにちなんだ「妖怪」。水木しげる記念館では彼が作中で描いた妖怪キャラクターのほか、日本各地で伝承されてきた妖怪にまつわる話やオブジェなどが展示されている。JR境港駅から記念館へ続く水木しげるロードには妖怪たちの銅像が建ち並び、ときには妖怪の着ぐるみが観光客を出迎えることも。

ここで注目したいのは、妖怪はただ恐ろしい気味が悪いだけの存在ではないということ。妖怪とは人間の力では適わない自然への畏怖や人間自身の理不尽なふるまいなど、人が理解しにくい現象をキャラクター化することで理解しようと試みた、いわば鏡に映った人間の思考や心理そのもの。日本人が考える尋常と非尋常の境目、許容と非許容の分かれ目をどのように体現してきたのかが実感できれば、外国の風俗習慣や価値観がよりおもしろく感じられるかもしれません。海外旅行の往き帰りに立ち寄れる、比較文化論に興味を持っている人におすすめしたい観光スポット。

水木しげる記念館はJR境港駅から徒歩約10分。駅構内にコインロッカー設置。

夢みなと公園

境港国際旅客ターミナルから4kmほど南にある海浜公園。「夢みなとタワー」を中心にみなと温泉ほのかみなどいくつかの観光施設が並んでいる。境港さかなセンターでは地元で水揚げされた魚介類を購入して宅配便の発送も頼めるほか、建物に隣接する市場食堂では海鮮料理を味わえる。公園のそばには回転寿司店も。海外旅行中に日本食が恋しくなった人は、上陸後にぜひ。

境港国際旅客ターミナルからはタクシーで所要約10分。またははまるーぷバス メインコース右回りで約30分、「夢みなとタワー・境港さかなセンター」下車。

みなとさかい交流館

JR境港駅のすぐ北側。みなとさかい交流館の館内には観光案内所のほか、港町らしく船をテーマにした体験施設「マリンプラザ21」、レストラン、売店、入浴施設などが入居。フェリーや列車の待ち時間を過ごすのに便利。


境港国際旅客ターミナル

フェリーターミナル内の観光案内所

境港駅前・連絡シャトルバスのりば

(写真提供: はにー さん 2009年8月撮影)

2010年10月現在

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