日本-ロシア航路

北海道稚内とサハリン州コルサコフ港を結ぶ航路は夏季のみの運航。鳥取県境港から韓国トンヘ港を経由してウラジオストク港とを結ぶ航路は通年運航しています。

実際に旅行を計画される際は、発着時刻や料金などは公式サイトなどでご確認ください。

稚内-コルサコフ
SASCO、北海道サハリン航路
ペンギン32

北海道の稚内港とロシア・サハリン州のコルサコフ港を結ぶ航路。2015年度を最後に撤退したハートランドフェリーから航路を引き継いで、2016年からロシアのサハリン海洋汽船(SASCO – Sakhalin Shipping Company)が運航。日本側の総代理店は稚内市の「北海道サハリン航路(Hokkaido Sakhalin Line)」会社。2018年度の運航は8月8日~9月22日。この航路は夏季のみ運航されています。

  • 公式サイト: 北海道サハリン航路
    営業案内や諸注意などをご参照ください。運航情報など新着情報が掲載されるページです。PCでGoogleChromeなどをお使いの場合は、ブラウザ右上の「承認されていないスクリプトの読み込み」などをチェックすると新着情報が表示されます。

2018年度の運航スケジュールは基本的に週3往復(稚内発は火・木・土曜日、コルサコフ発は月・水・金曜日)。出発時間は稚内港9:00発コルサコフ港15:30到着、コルサコフ港11:00発稚内港13:30到着。所要時間は約4時間半。

運賃は片道15,000円。ロシアでの購入は143USドル。青年割引(12歳以上25歳未満)は片道10,000円。往復割引はない。稚内発はターミナル使用料として400円または4USドルをチケット購入時に支払う。就航船は「ペンギン33」。手荷物は1個30kgまで、1人で合計2個50kgまで。自転車は輪行袋不要で持ち込みが可能。バイク、貨物の搬送は不可。

乗船予約、チケット販売は提携旅行代理店の北都観光(稚内市)、ノマド(札幌市)、ビートモ(ユジノサハリンスク市)で取り扱い。どの代理店も日本語、英語での問い合わせに対応。

ロシア入国にはビザが必要ですが、コルサコフ港から出入国する場合は2018年から始動したネット手続きによる簡易ビザ制度(電子ビザ)が利用できます。入国した地域以外へ移動する場合は通常のビザが必要です。

この航路は運航費用を稚内市とサハリン州政府が折半して負担するため、毎年運航開始前にそれぞれの地方政府内で予算確保の手続きが行われます。2018年度はロシア側の手続きの遅れから稚内市議会の審議に間に合わず、当初予定していた6月の運航開始ができないとして一度は今年度の運航断念を発表。その後サハリン州政府側が経費を全額負担してでも運航を再開することが決定され、例年より2ヶ月遅れで運航再開にこぎ着けた経緯がありました。2019年度の運航についてはまだなにも示されていませんが、例年は6月初旬~9月中旬まで週2便、そのうち繁忙期に当たる7~8月は週3便を運航しています。

使用船舶は去年までのPENGUIN33(IMO:9553191)に代わってPENGUIN32(IMO:9553189)が就航。今年から運賃に「青年割引」を新たに導入。大人片道運賃は去年より3,000円(25ドル)安く設定。

運航スケジュール

稚内 >> コルサコフ   SASCO・北海道サハリン航路
乗船手続き 出発 到着
7:30~8:30 稚内港 9:00
火・土曜日
(繁忙期は火・木・土曜日)
>>>> コルサコフ港 15:30
コルサコフ >> 稚内
乗船手続き 出発 到着
8:00~10:00 コルサコフ港 11:00
月・金曜日
(繁忙期は月・水・金曜日)
>>>> 稚内港 13:30

時刻は発着港現地時間。コルサコフ(UTC+11)は日本時間(UTC+9)より2時間早い。

  • 船名:ペンギン32(IMO:9553189)
  • 運航会社: サハリン海洋汽船(SASCO)、日本総代理店:北海道サハリン航路 電話0162-22-2550 予約、チケット購入は提携旅行代理店へ
  • 運賃・料金など: 片道15,000円(日本で購入)、143USドル(ロシアで購入)。稚内発はターミナル施設利用料金400円または4USドルを購入時に支払う。
  • 予約・購入: 北都観光(稚内・電話0162-23-3820)、ノマド(札幌・電話011-200-8840)、ビートモ Bitomo(ユジノサハリンスク・電話+7-4242-72-6889)

(2018.8.13更新)

乗船のヒント

境港-ウラジオストク
DBSクルーズフェリー、イースタンドリーム

鳥取県の境港市から韓国のトンヘ港を経由してウラジオストクへ週1便、韓国のDBSクルーズフェリーが運航。夏冬スケジュールごとにウラジオストク出発日と所要時間が異なります。

運航スケジュール

境港 >> ウラジオストク   DBSクルーズフェリー
出発 到着
境港 19:00
土曜日
>>>> ウラジオストク港
月曜日 13:00(3~11月)
月曜日 15:00(12~2月)
ウラジオストク >> 境港
出発 到着
ウラジオストク港
水曜日 14:00(3~11月)
火曜日 17:00(12~2月)
>>>> 境港 9:00
金曜日

時刻は発着港現地時間。ウラジオストクは日本時間より+1時間

  • 船名:イースタンドリーム
  • 運航会社:DBSクルーズフェリー
  • 運賃・料金など: 運賃表
  • 乗船手続き締切時間: 当日に乗船券を購入する場合も3時間前までに予約が必要(2010.10.1現在)。乗船手続きの締切時間は予約・購入の際に要確認。
  • 往復ともに韓国・トンへに寄港。ウラジオストク行きはトンへ港到着は日曜日9:00、出発は14:00(3~11月のダイヤ)。冬期(12~翌年2月)はトンへ港到着は日曜日9:30、出発は14:00。境港行きはトンへ港到着は木曜日10:00、出発は同日18:00。冬期は水曜日14:00に到着、木曜日18:00出発。ウラジオストクは日本標準時より+1時間(通年)、韓国は日本と同じ。
  • 境港市役所の紹介ページ: 夢の国際定期貨客船「DBSクルーズフェリー」をご利用ください
  • トンへ港での停泊時間中に上陸できます(2015年4月)。ウラジオストクから境港まで乗船した旅行者から聞いた話では、境港まで乗り通す他の乗客とタクシーをチャーターして、泉谷洞窟など約4時間の市内観光を楽しんだということでした。(2015/05/09追記)
  • 2017年8月8日からウラジオストク簡易ビザ制度が始まりました。ネットから申請すると8日間滞在可能な電子ビザが無料で発給されます。詳細はウラジオストク電子ビザについてをどうぞ。
    ロシア連邦外務省領事部: ウラジオストク自由港を訪問するための電子ビザ取得 (2017/08/28追記)

(2018/05/26更新)

乗船レポート

『イースタンドリーム』でウラジオストクへ

悪天候時には、東海-ウラジオは境港-東海より遅れやすそうです。境港-東海は往復ともほぼ時刻表どおりでしたが、東海-ウラジオは行きは6時間遅れ、帰りも3時間以上遅れたと思います。

上陸時は、入国審査エリアで処理できる人数ずつしか船から降ろさない手順を取っているためと思いますが、着いてからターミナルの外に出られるまでにえらく時間がかかります。多分、接岸してから1時間以上かかったと思います。少しでも早く船から出たければ、早めに出口付近に陣取ることをお勧めしますが、韓国の人々は気の早いので、それに勝つためにはよっぽど早く並ばないと無理かもです。

入国審査手続きが終わると案内板も無く係員もいない小部屋に出てどっちに行けばよいのか戸惑います。審査場の方から見て、部屋の右手の方にある階段をあがると、ターミナルのメインフロアに出ます。左手にある狭い通路から外に出ると、1階の駐車場に出ます。特に待ち合わせ等が無いなら、右手の階段を上がるのが正解だと思います。

フェリーターミナルに両替所は多分ありません。インフォメーションで聞いても「銀行へ行け」と言われました。ただし、ターミナルのメインフロアの中央付近にATMがありますので、クレジットカードがあれば、キャッシングによる現金の調達は可能です。もし船が遅れて到着が夜になった場合は銀行など空いておらず、カードが無かったら途方にくれているところではないかと。ATMは街中にたくさんあります。

フェリーターミナルにはお土産屋さんなどがありますが、出国審査後は、免税店はおろか売店も存在しません。蛇足ですが、マトリョーシカのお土産は、鷲ノ巣展望台にあるお土産屋さんが品揃え豊富で安いのでおすすめです。

乗船手続きの際に一度荷物を預けるように言われました。乗船時間に出国審査場の手前の部屋に置かれていて、それをピックアップして出国手続きという流れでした。待ち時間の間、荷物を持って歩かなくて良い分、助かったのは事実ですが、いまひとつ不可解な対応でした・・・。

情報提供: ぞ さん(2011年9月に利用)

【管理人より】 イースタンドリームの船内サービスについても投稿をいただきました。日本-韓国航路ページの「境港-トンヘ」に掲載しています。

発着港周辺のガイド

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