さて、『セコマル』を下船して無事釜山港に上陸です。
これで通算10回目の韓国。なんだかんだ言ってよく来てるなぁ。
イミグレ・税関を通過し、毎度お馴染み釜山港国際旅客ターミナルに降り立ちました。
今回の目的地は釜山、それも海雲台(ヘウンデ)温泉だけに滞在の予定。
なので釜山港から海雲台まで向かう方法は、港から中央洞駅まで10分ほど歩き、
地下鉄に乗って海雲台駅まで、というのが一番手っ取り早い。
…んだけど、勝手知ったる釜山港-中央洞駅の道とはいえ、
元々人気のない場所だし、日が暮れちゃっているので若干は怖いなー、とも思う。
「そういえば、釜山駅行きのシャトルバスはあるかな?」
ということで、バスが居たら儲け物、というつもりでシャトルバス乗り場に行ってみると、
「あ、ラッキー!バス居るじゃん!」
で、バス停の時刻表を見てみると、出発時間は19:30。
「えー!タイミング良過ぎるって!」
只今の時刻は19:27。発車まであと3分しかないじゃん!
そこであわてて財布から1万円札2枚と両替手数料30%割引クーポンを取り出して、
ターミナル内にある釜山銀行の両替窓口に飛び込み。
そして両替してもらったウォン札を鷲掴みにしてポケットに捻じ込み、バスに飛び乗りました。すると、
「プシュー。」
バスの運ちゃんは僕が乗り込むやいなやドアを閉め、バスを走らせました。
「うわー!ギリギリセーフ!」
いやー間に合った!よかった!
バスの客は僕の他には運ちゃんと顔馴染みらしき男性が一人。
一番前の席で、運ちゃんと何やら親しげに会話をしています。
そして運ちゃんは後ろを振り向き、最後部座席に陣取った僕に向かって
「プサンヨク カヨ~?(釜山駅に行くかい?)」
と大声で訊いてきました。
「はい~。プサンヨク カゴシッポヨ(釜山駅に行きたいです)。お願いしまーす。」
僕はいつもながらのバイリンガル(?)で返答。
するとバスは去年の夏休みのルートとは全く違い、
沿岸旅客ターミナルに向かわずに交差点で左折せずに直進、
中央洞駅にも向かわないために大通りにも出ず、
次の交差点で右折して裏道を走り、あっという間に釜山駅に到着。
「かむさはむにだ~!」
運ちゃんに一言お礼を言って、バスを下車しました。
さて、釜山駅も僕にとってはお馴染みの場所。
なので見慣れた風景のはずだったんだけど、ところが…
「あれは何だ?」
なんと、駅前広場の真中に巨大な噴水ができておりました!
そういえば去年の夏休みに来た時何やら工事を始めてたけど、この噴水を造っていたのだなぁ。
(なので旅行記『釜山観光編』では、工事が始まってないGWの頃の釜山駅の写真を掲載。)
先程まで噴水前で何やらイベントをやっていたらしく、係員が客席の椅子を片付けていました。
噴水は、大音量の音楽に合わせて高く噴き上げたり、たくさん噴き上がったり、まるで踊っているみたい。
そして7色の照明とレーザービームが飛び交い、また、
「WELCOME TO BUSAN」
と、丸いモニュメントにネオンで文字が浮かび上がったり、
霧状に吹き上げられた水をスクリーンにして映像が映し出されたりして、とっても幻想的。
30分ほどの間、曲はアップテンポ・バラード調と次々と変わり、
噴水の演出もその曲に合わせてチェンジ。見飽きません。
夏場にメッチュ片手にじっくり眺めていたら、涼しげでサイコー!だろうな。
釜山駅は地下鉄に乗り換えるためだけであっという間に通過するつもりだったのに、
ついつい噴水ショーが終わるまで見入っちゃいました。
噴水ショーも終わったことだし、いい加減に今夜の宿を確保せねば。
見知らぬ異国の地の夜に、異邦人が宿もなくただ一人。
(よく来ているから「見知らぬ」ではないけれど。)
とても劇的なシチュエーションだけど、現実的にはちょっとヤバい状況。
釜山駅のすぐ横にある東横インに飛び込みたい気持ちを抑え、
予定通り地下鉄で移動して、海雲台温泉街の安モーテルに泊ることに。
(モーテルの説明は後ほど。)
部屋に入ってまず最初にやったのは、恒例の両替したウォンの写真撮影。
いつもは港や空港の片隅で写すんだけど、今回はすぐにバスに飛び乗っちゃったんで。
今回は前回の残りウォンもまだあったし、滞在期間も短いので20,000円のみ両替。
それが271,270Wになりました。1円=13.56Wの計算です。
ちなみに過去の2年間の両替のレートはというと、
(全て釜山銀行で手数料30%割引クーポンを使って両替。条件は同じ。)
2009年GW 1円=13.00W
2009年夏 1円=12.59W
2010年GW 1円=11.55W
2010年秋 1円=13.56W
なぁんと、これまでで1番の円高ウォン安だったんじゃないかぁ。
しまったぁ!もっと沢山両替するんだったな。
さて、フェリーでの夕食時に爆睡してたお陰で、ノレバンで飲んだコーラ以来何も飲まず食わず。
なので、お腹が大声で吼えまくっておりました。
安モーテルのすぐ裏手にはちょうど、『マッカルビ』『チョクカルビ』と書かれた看板のあるちっちゃな食堂があって。
「『マッカルビ』『チョクカルビ』って何だろ?ま、『カルビ』の一種には違うまい。」
もうお腹はマッタなし!
「そういえば去年の夏もここ海雲台で、なぜか全く同じパターンだったなぁ…」
なんて考えながら、1も2もなくこのシクタン(食堂)に飛び込みました。
「オソオセヨ~(いらっしゃ~い)!」
年配のお母さんが迎え入れてくれます。
お座敷に座るやいなや、
いつもながらのドンブリ注文。で、
まずはすぐに出てきたメッチュを駆けつけ1杯!そして
注文したマッカルビが出てきました。
マッカルビとは味付きの骨付きカルビ。
こいつを(衛生手袋はめたけど)手づかみでかぶりついて舌づつみ。
この食堂はお母さんと娘さんの二人でやっているみたい。
でカルビを食べていると、なぜだかお母さんが自分のコップを持って席にやってきました。
そしてじきに他に居た韓国人客が帰り、客は僕一人になり、
韓国人客の後片付けを終えたお姐さんも合流して…
こうして3人で宴会が始まりました。
それにしても、ヨッパライのパワーってスゴイもんです。
僕は韓国語ほとんど喋れないし、お姐さんお母さんは日本語全く喋れない。
もちろん三人とも英語も×。
だけどまぁ、何とかなるもんで。
ボディランゲージで大体の意思の疎通はできて、言葉の壁なんてそんなに気にもならず。
どうしても伝えたい難しい会話は、
僕は携帯の翻訳サイトを使い(海外パケットに上限ができて実にありがたい)、
お姐さんは日本語のできる人(どうも妹さんらしい)に電話して日本語単語を聞いたりして。
いろんな話をしたけど、
メインテーマは日本での(というか、僕が見た)韓国映画やドラマのこととか。
「
「
「
「
(もしかすると『ハン・ソッキュ』はそんなに有名でない俳優なのかな?)
「
ハンググドラマの方がチョワヨ(面白いよ)。『チャングム』とか。
春にはチャングムパークにも行ったし、今だと『イサン』を見てる。」
そして一つ覚えの
「
『ヤクソク』をほんのちょっと歌ってみると、
「
かなり喜んでくれて。
「
「
イルボンアジュンマ(日本のオバチャン達)、
と言いながら、手を振る真似をしてみたり、大泣きする真似をしてみたり。
この辺のアクション、なんだか結構ウケてたな。
「
「
指差されたテレビを見てみると、
「
そこにはちょうど、『善徳女王』の美室役の女優コ・ヒョンジョンが、スーツ姿で演説しているシーンが映っていました。
「
「
TVの隅にはドラマのタイトルが書いてあって…
「
「
なぜだかここで、かつての日本の総理大臣の名前が。
(ま、日本の総理は毎年代わるので、韓国人が今の日本の総理の名前を知らないのは仕方なし。)
帰国後調べてみると『대물(テムル)=大物』という10月から始まったばかりの新ドラマで、
韓国初の女性大統領の物語らしい。
韓国での視聴率は30%超えをしているようだし、日本でDVDレンタルされたらぜひ見てみたいもんだ。
こんな感じで楽しかった時間はあっという間に過ぎました。
なんだかんだで3人でビールの大瓶が8本も空いて。それでも、
マッカルビ 7000W×2
メッチュ 3000W×8
合計 38000W(約2803円)。安い~!
「
「
「なら明日はまだ釜山にいるんだね。また明日の夜もおいでよ。
と約束させられ、安宿に寝に帰りました。
おはようございます。
さて今日と明日の午前中は海雲台温泉巡り。
ここでおさらいを。
海雲台温泉はリゾートビーチを有する韓国有数の温泉街。
泉質は日本式にいうと『ナトリウム・カルシウム塩化物泉』。しょっぱいです。
温泉街全体には源泉井戸が13本もあり、2000t/日もの湧出量があって、
温泉の供給を受けている施設は30ヶ所にも上るそうな。
ということで、これからずーっと温泉銭湯の湯船の写真ばかりが続きます。
まずは一泊した宿、『清風荘(チョンプンジャン)モーテル』
オンドル部屋で1泊30000W。
ま、寝るだけなら充分快適。TVはNHKも入るし。
部屋のお風呂の蛇口をひねると自家源泉の温泉が注がれます。
ちなみにモーテルの建物の横には、温泉銭湯『清風温泉湯(チョンプンオンチョンタン)』があります。
ただしフロントで、
「隣の温泉銭湯にも入りたいんだけど。」
と言ったんだけど
「部屋のお風呂も温泉だ。部屋のに入ればいいだろ。」
と言われてしまったため、
モーテルの宿泊客がサービスで温泉銭湯に入れるかどうかは不明。
「あー腹減った!」
清風荘モーテルをチェックアウトし、海雲台市場の食堂で何か朝ご飯を食べようと思ったんだけど、
ところが残念ながら、まだ早かったので市場のお店は全然やってなくて素通り。
そこで仕方なしにお手軽なロッテリアに入り、
韓国オリジナルの定番プルコギバーガーセットとジャイアントダブルバーガー単品を購入。
テイクアウトしてビーチで食べることに。
付け合せのフライドポテトを鳩にやっていたらカモメもやって来て壮絶なバトルが勃発!
いやー、鳥の喰い意地は万国共通だなー。
さて腹ごしらえも終え、清風湯に戻ってきました。
清風湯は建物の横のこの壁画がシンボル。
裏の駐車場の一角には自家源泉の湯小屋があります。
海雲台温泉 清風温泉湯(チョンプンオンチョンタン)
営業時間 4:30~21:00
入浴料金 4500W
2階にフロント(番台)があり、3階がヨタン(女湯)、4階がナンタン(男湯)。
タオルは置いてなくて、フロントで1枚貸してくれる。
お湯は掛け流しと思われ。ちょっぴりしょっぱい感じ。
39℃のアワアワがとっても気持ちイイ。
だけどジジイが溝でオシッコしてた。やっぱりアサガオは必要だなぁ。
海雲台温泉センター
営業時間 24時間
入浴料金 温泉のみ5000W 温泉&チムジルバン8000W
温泉街で最も古かった温泉銭湯『ハメル湯』が、この様に全く新しく生まれ変わったものらしい。
海雲台温泉街の真中にあって、ひときわ高いネオン看板が昼でも夜でもよく目立ちます。
4階がフロントとヨタン(女湯)、5階がナンタン(男湯)、6階がチムジルバン。
そして浴室は、デカイ!一度に200人くらいは平気で入れるんじゃないかな。
お湯は掛け流しの感じ。
だけど清風湯よりはしょっぱくない。ほんのり塩味がするかな、くらい。
24時間営業の様なので、寝転びスペースで眠るつもりなら、
たった5000Wで一夜を明かせます。チムジルバン利用でもたった8000W。
(去年の夏一瞬考えたプラン。)
脱衣場と浴室の間には入口と出口の二つのドアがあります。
何がどう違うのかというと、入口の方にはピンクのアカスリ用メッシュタオルが、
出口には身体拭き用の厚手のタオルが置いてある、というだけの違いなんだけど。
なので入口から出たり、出口から入ったりしても、別に怒られたりするわけではないです。
ただし、入口から出て身体も拭かずに濡れたまま脱衣場を歩いていれば、
それはそれ、マナー的に怒られるとは思うけど。
ということで、海雲台温泉街には
かつて定宿にしていた海雲台温泉湯、去年夏にレポした高麗温泉湯、
昨晩泊った清風温泉湯、今回入った海雲台温泉センター、実は今晩泊る松島温泉湯、
その他にもソウル温泉湯、海雲(ヘウン)温泉湯、錦湖(クムホ)温泉湯、
と8つの温泉銭湯が点在しています。
海雲台区庁のHPのリストによると、この他に温泉立ち寄りが可能なリゾートホテルが6ヶ所。
いつかは全制覇してやるゾ!
海雲台VESTA温泉
営業時間 24時間
入浴料金 温泉のみ5000W 温泉&チムジルバン8000W
海雲台温泉センターから東の山手の方に20分くらい、
そんなにきつくない上り坂を景色を楽しみながら歩いていきます。
するとお城のようなホテルがあって、通り過ぎて少し行った所に温泉はあります。
1階がフロント。日本語のできる女性スタッフがいます。
2階がヨタン(女湯)、3階がチムジルバン、4階がナンタン(男湯)。
そして屋上にはプールと水着着用の露天風呂があったみたい。
しまった!次に入る予定のパラダイススパのために水着は持参してたんで、
露天風呂にも行っておけばよかった!(ちゃんと水着レンタルもあるらしい。)
建物はいかにもリゾート風(ラヴホ風)だけど、温泉はしっかり。
海雲台VESTA温泉は、韓国の温泉法でも海雲台温泉とは別の温泉として登録されているとのこと。
そしてお湯は掛け流しと思われ、ちょっぴりしょっぱい。
VESTA>清風湯>センター な感じ。
露天風呂はぬるめで、お湯の良さも相まって、ぬる湯好きの僕にとってはとっても気持ちイイ。
またここ海雲台VESTA温泉のウリは、何といっても、泉質の良さもさることながら、景色のよさ。
浴室の海岸側は一面ガラス張り。
そして露天のバルコニーからは海雲台のビーチが一望できます。
多分温泉街の夜景も綺麗だろうな。
お湯はいいし、景色はいいし、24H営業だし。
寝転びスペースで寝ちまうつもりなら、たった5000Wで贅沢に一夜が過ごせそう。
チムジルバン利用でも8000Wだし。
ここは海雲台エリアに来たら、絶対オススメ。タクシーに乗って来る価値充分アリ。
温泉メグラーとしての意見では、
お湯の良さと景色の良さでは、日本でいうと別府の『いちのいで会館』に勝るとも劣らないレベルかな。
また再訪したいなー。
さてVESTAを出て海雲台ビーチエリアに戻ることに。
歩いていると通ががった食堂の入口に『スンデ』という謎の料理の写真が貼ってあって。
「『スンデ』っていったい何?でもとっても美味しそうだなー。」
お腹も空いていたので、食堂に入ってさっそく昼食に注文してみました。
『スンデ』は豚の腸にもち米・春雨等の具を入れたもので、それを茹でて輪切りにしたもの。
これをお味噌や粗塩をつけて食べる、というものらしい。(パケ代定額なんで携帯で検索した。)
うーん、独特の臭みがあるけど、なかなか美味いな。
ということで、けっこうボリュームあったんだけど、残さず完食。
『スンデ』の写真が小さいのは、この写真のみ写メの写真だから。
写メを撮ったもんで、どうもデジカメでは撮り忘れたらしく、『スンデ』を撮った写真がなくて。
なので写メの小さな写真で許されて。
ということで海雲台ビーチに戻ってきました。
ここはビーチの一番東の端。
なのでこんな『尾浦』と刻まれた石碑が建っています。
海雲台温泉 パラダイスヘルス&スパ
営業時間 6:00~22:00
入浴料金 38500W!
パラダイスホテル釜山内にある超高級SPA。
昨日の安宿代より入浴料の方が高い!
でもサービスは最高。
フロントでお金を払い、脱衣場に上がろうと靴を脱ぐと、靴係が靴を管理してくれたり。
そして浴室はとてもキレイ。
一面ガラス張りで景色も一望できます。
お湯は清風湯と同じくらいのしょっぱさ。
何といってもジャグジーがとってもキモチイイ。
寝転がると浴槽の形が人間の身体のデコボコに合わされていて、
頭置きもあって実にリラックスできます。
長時間ジャグジーでボーっとしてるのもいいかな。
そして外には日本庭園風の露天風呂があります。
男湯から露天風呂はガラス越しに丸見えなんだけど、
マジックミラーになっているんで、露天風呂から男湯は覗けません。
露天風呂は混浴。ただし水着着用。そして隣にはプールもあります。
実はパラダイススパの利用は6年ぶり、2回目。
ただし前回は水着を持っていかなかったので、露天風呂に入れず。
なので今回は露天風呂に入りたいがために、ワザワザ日本から水着持参でやって来ました。
ちなみに内風呂から露天風呂には直接行くことができません。
脱衣場で水着に着替え、フロントの外の通路から露天風呂に行くことになります。
露天風呂はまぁまぁ風情があるけど、まぁ、ワザワザ釜山まで来て入るべきレベルのものではないな。
日本国内ならこれくらいの庭園露天風呂なら、数え切れないくらいあるし。
ということでここパラダイススパは、ジャグジーはとっても気持ちいいけど、
法外な立ち寄り料金を支払ってまで入るべき施設ではありません。
ただしパラダイスホテルの宿泊客の利用はもちろん無料なので、
ホテルに宿泊して海雲台リゾートを満喫する中の一つとして利用するにはとってもいいでしょう。
さてせっかくパラダイスホテルに来ているので、SPAを出た後久々にカジノに行くことに。
カジノ内は撮影禁止なので、入り口の写真のみです。
実はここパラダイスカジノも6年ぶり。
前回はまずスロットで30000Wスッた後、ブラックジャックにチャレンジしたんだけど、
ところが隣の席のパイプ咥えた
(日本語・韓国語・中国語ではない言葉を話す)国籍不明の謎の東洋人のジジイが
僕が「ヒット(もう一枚)」すると、
「ステイ!ステイ!(いらない!=親のドボン狙い)」と鍋奉行みたくうるさい!
で、自由に張らしてもらえないまま、あっという間に100000Wが消えてしまいました。
スッたことより、自由に張れなかったことに、とってもムシャクシャ。
で最後に再度10000Wだけスロットをやることにして、
うまい具合に確変に入り、200枚の中当たり!
100000W取り戻した、なんてことがありました。
で、今回そのリベンジをしようとしたんだけど…
ブラックジャックのテーブルがない!カリビアンポーカーの卓も。
いや、正確にいうと全然ないわけではないです。数は少ないけどあったことはあった。
でもその数少ないテーブルは、僕が手を出せるレートではなくて。
そしてカードのテーブルは、ほとんどバカラになってたんだけど、
残念ながらバカラのルールを知らないんで、全く手が出せなくて。
仕方がないんでスロットをしようとすると、
「あれっ?1クレジットが500Wから100Wになってる?!」
日本のパチンコの貸玉は100円で25玉(4円/玉)だったのが『1円パチンコ(1円/玉)』に。
で韓国のカジノスロットでも、500W→100Wと安くなったのかなぁ。
ただ前回はちゃんと500W硬貨を投入し、当たると硬貨がジャラジャラ出てきた様な記憶があるけど、
今回は10000W札を投入するとクレジットのカウントがまず『100』になり、
当たってもクレジットカウントが増えるだけ。なので、あんまし実感はなくて。
で、20000Wだけつぎ込んで30分ほど粘ってたけど、あえなく「THE END」。
カフェコーナーで無料サービスのオレンジジュースを飲んで出てきました。
ちょっぴり高いジュース代だったかな。
こうして今日予定していた温泉巡りも無事終了。
「さて、今夜の宿を決めなくちゃ。」
今晩もカルビ屋に行く約束をしてしまったので、
そこで店のすぐ裏手にある松島湯(ソンドタン)温泉モーテルに泊ることに。
部屋はチムデパン(ベッド部屋)で40000W(約2950円)。
部屋のお風呂ももちろん温泉。
昨夜の清風荘より10000W高いんだけど、部屋にはネットに繋がっているPCがありました。
(オンドル部屋はこちらも30000Wだったみたい。ただしPCがあるかどうかは不明。)
なんだかんだで朝からしょっぱい泉質をの温泉を5湯巡ったので、ちょっと湯疲れ状態。
そこでYouTubeに繋いで、日本語の動画を見てしばし寛いてたら、
いつの間にか日も暮れて、なんだかお腹も空いてきて。
ということで、約束どおりカルビ屋に晩御飯を食べに行くことに。
「こんばんわー!」
すると今夜も
「オソオセヨ~!」
とお母さんとお姐さんが笑顔で出迎えてくれました。
今夜はお座敷は空いていなかったのでテーブルの方に着席。そして
このお店のもう一つの看板メニュー・チェクカルビとビールを注文しました。
まずは昨日と全く同様、すぐに出てきたメッチュを駆けつけ1杯!
そして出てきたチェクカルビに舌づつみ。
ちなみにチェクカルビは豚のスペアリブらしい。ま、なんにしても
(旅日記としては、絵文字部分は昨日部分を全くコピペ。でも手抜きじゃないです。展開が全く同じなんです。)
お座敷のお客達はお母さんの知り合いということで、
今夜はしばらくお姐さんと二人でグラスを傾けてたんだけど、その内そのお客さん達も帰り、
今夜もまた3人での宴会が始まりました。
今夜はメッチュの他にマッコリ(どぶろく)も注文し、昨夜と同様話もけっこう盛り上がってたんだけど…
その内お母さんがメモに携帯電話の番号を書き、僕にくれました。
そして逆に僕の番号も教えてくれ、と言います。
あ~のね、お母さん。
僕が番号教えて、携帯同士で韓国と日本で国際電話が通じたとしても、
でも、お母さんと僕とじゃ言葉が通じないでしょーが。
ということで、
「
お姐さんのPCのアドレスはイッソヨ?(あります?)アドレスをカルチョセヨ。(教えてくださいな。)」
ところが残念ながら、
「
との答え。そこで
ペンパルになる約束をして住所の交換をすることに。
で、最初は僕の方から手紙を出すことになったんだけど…
「
「
「
その時もウチのお店においでよね!
ということで、年末に再訪する約束をさせられてしまいました。
ま、その時手紙出さなかったことを謝ろ~っと。
(ちゃんと謝ってきました。)
おはようございます。
今日は午後に釜山→大阪のフェリーに乗るので、自由時間は午前のみ。
なので、昨夜泊った松島湯の銭湯で朝湯して、釜山港に行く途中にもう一軒寄って、
今回の韓国滞在はおしまい。
海雲台温泉 松島温泉湯(ソンドオンチョンタン)
営業時間 4:00~21:00
入浴料金 4500W
お湯はもちろん掛け流しと思われます。
あんまりしょっぱくないけど、かなりのえぐみがあり。
温泉銭湯としては申し分はありません。
これが宿泊客の僕は、タダで利用できたわけで。
なのでここもオススメ。
センタムシティ温泉 新世界スパランド
営業時間 6:00~24:00
入浴料金 チムジルバン含む
平日12000W 土日休日14000W (4Hまで)
早朝(8:00以前入場)/深夜(20:00以降入場)料金
平日7000W 土日休日9000W
地下鉄センタムシティ駅から新世界デパートは地下でそのまま直結しているんだけど、
スパに行くためには一度地上に出て第4ゲートから入ります。
靴箱の鍵がそのままロッカーの鍵になり、場内での飲食等の精算にも使用します。
また入口でチムジルバン用の館内着を貸してくれます。
温泉は重炭酸ナトリウム泉=重曹泉と、塩化ナトリウム泉=塩化物泉の2種類の源泉があります。
重曹泉の方はわずかに塩味で、リラックスできる優しい浴感。
塩化物泉の方はそれなりに塩味で、身体に滲みこんでくる様な力強い浴感。
浴室は結構キレイで、浴槽がいくつも分かれていて、
2つの温泉の様々な温度の浴槽があり、自分好みの浴槽が必ず見つかると思われ。
HPを観たら露天風呂があるみたいだったんだけど、内湯からは行ける様な場所はなくて。
で脱衣場で館内着を着て行ってみると、そこは混浴の露天足湯でした。
これがスパのマップ。
今回時間がなかったんで烏の行水だったけど、お湯は結構良かったし、設備も申し分ないし。
次回はチムジルバンを含めてもっとゆっくり利用したいなぁ、と思いました。
ということで、これで今回の旅の予定はコンプリート。
この後地下鉄に乗って釜山港国際ターミナルに向かうのでした。
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文章・写真共にはにーさんの著作です。